どぅえっ、苦しいEE:AEB64
寝た時の記憶がない。
久しぶりに家でオーバードリンク、朝は二日酔いである。
ナロンエース(頭痛薬だが、我が家ではほとんど二日酔いに使われている)を飲んで今度はリビングのソファで横になる。
エアコンの風が肌に直接当たって冷えてきたので、消す。
そこへギターのレッスンから戻ったダンナが入ってくるのだ。
当然、
「は?暑い!!」
・・・となる。
この後、前に住んでいた家のあった雑草でボーボーの土地に行き、除草剤を撒く予定であったが、この暑さでダンナがくじけてくれた。
予定は明日の午前に変更だ。
とりあえず面倒な予定から逃れられて嬉しかったが、明日の寝不足で二日酔いの朝の事などは考えたくない。
つけ麺を食べたらお腹が苦しくなってしまった。
なんでこうつけ麺ってのは量が多いんだろう?
と言うか、なんで量が多いのを分かっていて「少なめに」と言えないのだろう?
つけ汁まで割って飲んだために後で喉が渇き、苦しい腹に絶え間なく飲み物を入れるのでいつまで経っても苦しさから逃れられない。
しまいには仔ウサギほど大人しいダンナから、「うるさい」と文句が出た。
この後はショッピングだ。
女というものはどんなに苦しかろうが疲れていようが、買い物は別腹である。
目的はお中元とタクシー券だったが、一番時間をかけたのは洋服である。
ダンナはやる事もなくウンザリした顔で立っていたが、「お洒落なぽ子とお洒落じゃないぽ子とどっちがいい?」と聞くと観念して「・・・お洒落な方・・・。」と言うのであった。
途中で一度、酒屋に行く前に荷物を置きに家に寄った。
ついでにダンナはトイレに行ったのだが、その間に私はもうソファで寝ていた。
起きたら8時である。20時。
急いで始めなくては。
ヨークマートで酒を買いに行き、相変わらずお腹は苦しいが半額に負けて惣菜を刺身も追加した。
9時30分、まさにたった今、乾杯だ。