人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

チャンス到来?

ぐるぢい・・・。

最後の食事は、昨日の夜食べたラーメンだった。8時頃か。

次の朝御飯は、今日の夕方4時である。

そばの食い放題に行く予定だったので腹を空かせてスタンバッていたのだが、「そばという気分ではない!」というダンナの一言で変更だ。

ちまちまと忙しく、結局激安のイタリアンにありついたのは4時。

今度は食い過ぎて苦しいのだった。

会社の仲間は、上司アンガの家で飲み会である。

もうずっと前から決まっていて私も楽しみにしていたのだが、例の脱走飲みでダンナの怒りを買い、また当時は私も反省して小さくなっていたので「もう二度と外では飲まない」と約束したのであった。

しかし、昔話の主人公のように反省の気持ちは日々小さくなり、あわよくば参加しようとチャンスをうかがっていた。

まぁ簡単に言うと、ダンナをナメていたのである。

何だかんだ言っても最終的には折れるだろうと。

「ちょこっとだけ顔出そうかな?」

「ダメ♪」

「ビールだけなら大丈夫だよ。」

「ダーメ♪」

「せっかくこんな私を誘ってくれたのに・・・。」

「ダ~~メ♪」

この「♪」具合がいかにも鼻にもかけてくれない感じを醸し出しているが、結局ダンナは許してくれなかった。

それどころか娘ぶー子にも怒られる始末。

あぁ本当にもう二度と飲みに出られないのだろうか。

つまらない約束をしてしまった。

その代わりという訳でもないが、私達も夕方から近所のファミレスで飲んだ。

しかし食い過ぎであっという間に苦しくなり、いくらも飲まずに家に帰って寝てしまったのであった。

まだ苦しい。

くそー、こんな中途半端な飲みで週末の1日を終わらせるなんて。

きっと会社のみんなは今頃盛り上がってるんだろうなぁ。

ダンナは爆睡している。

・・・脱走のチャンス?

いっそそれも面白そうだが、もう苦しくて飲める気がしない。

下らない夜になりそうな予感。