食い放→カラオケ。
これが結婚記念日のイベントである。
どこがどうスペシャルかと言うと、食い放はホテルバイキングで、カラオケは曲数の多いパセラだ。
当然電車では帰れないので、池袋に泊まる。
赤坂のエクセルホテル東急のランチバイキング。
例えばこんな感じ。
厚切りのローストビーフがムッチャクチャうまかった(泣)
「食べ終わりたくない、このままずっと食べ続けたい。」
ダンナの言葉に深く共感する。
デザートはこんな感じ。
右手前は焼きたてのワッフル。
ワッフルなんて普段はどうでもいいくせに、バイキング・ハイである。
どうでもいいのはワッフルだけではなく甘いもの全般、普段はあまり食べないが、食後にこんなに盛ってきてしまった。
写真ではきったねえチョコバナナだが、その場でチョコレートファウンテンにつけてくる。
これがやりたくて、食べる破目になるのだ。
食べなかったが。
苦しくて入らなかった。ぶー子が食べた。
しかしあの子はなんだってあんなに甘いものが食後に入るんだ??
悲しい事に、いつしか腹は膨らんでくる。
「苦しい」と言ってホテルを後にした。
池袋に移動して、苦しい腹を抱えたままカラオケボックスで乾杯だ。
我が家には「マイ歌本」というものが存在するが、おっといけねぇ、そいつを家に忘れてきてしまった。
パセラにしかない曲もリストアップしてあったのに。
う~ん、う~ん、どんな曲があったっけ??
せっかくだからここにしかない曲を歌いたいが。
そこで思い出した曲は、ファイヤー・インクの「TONIGHT IS WHAT IT MEANS TO BE YOUNG」だが、そのタイトルもアーティスト名もさっぱり思い出せなかった。
「えっとあの、映画に使われてた、80年代の・・・。」これだけで曲を入れるのは不可能だが、邦題を思い出し、そこから入れることができた。
なぜならその題は「今夜は青春」というしょうもないタイトルだったので、しっかり脳にインプットされていたらしい。
みんな私が悪酔いすることを酷く恐れていたので、サワーでペースを抑えつつ飲んでいた。
抑えたのは「ペース」ではなく、「もっと強い酒が良いのだが、サワーに抑えた」と言う意味だ。
しかし、ぽ子界のサワーなどジュース程度のものであり、飲めども飲めどもあの湧き上がるような高揚感が訪れない。
1時間ほどでワインに切り替える。
5時間。
まっすぐ歩けない私は、ダンナに支えられながらホテルまで何とか帰ったらしい。
娘ぶー子はずっと後ろを歩き、他人のふりをしていたようだ。
ホテルで撃沈、目が覚めたのは激しい吐き気のためであった。