とうとう楽しみにしていたクローネンベルグ・ドイツ村である。
ドイツの町並みを模しているというだけでワクワクするし、そこへクリスマスイルミネーションである。
キメはドイツ風クリスマスディナー。
もう足は高いヒールで限界的に痛んでいたが、ボルテージはMAXだ。
着いてアーチ型の入り口をくぐると、そこには「赤城高原牧場」と書いてあった。ん?
しかしそこここにドイツ語の標識があったりしたので、「クローネンベルグ・ドイツ村・別名赤城高原牧場」と解釈したが、逆だったら脱力である。
楽しみにしていたバイキングだが、最低であった。ドイツ人、怒れ。
ドイツ風クリスマスディナー。
千円ぐらいで食べれそうな、ジャンク食い放である。
ハンバーグ、唐揚げ、カレー。このラインナップにそれは象徴されている。
その上どの料理も冷めていた。
客は私達のようなツアー客が次々入って回転はいいはずなのに、どうしてこんなことが起こるのだろう?
過去の経験でこんな事態も想像しないでもなかったが、それでもまずくて食べれないということはないだろうから、腹一杯食べて帰るつもりだった。
しかし、腹が満たされないままに店を出た。
私は恥ずかしい。
こんなものをダンナの誕生日プレゼントにしてしまった。
しかし、外に出てみると、イルミネーションは綺麗であった。
まぁいいか。
気を取り直してイルミネーションの中を歩く。
石畳にハイヒールは非常に歩きにくい。
家に着いたのは9時前だ。
私は携帯を会社に置いてきてしまったのでダンナが娘ぶー子とやりとりをしていたが、
「猫にご飯やって」、「猫のことを諸々よろしく」と猫ばかりである。
最終的には「てかウチをほっとくなよ(怒)」と返事が来た。
そんなぶー子の晩ご飯は、コンビニ弁当である。
すまんのー、時間がなかったのだよ。
もうバスツアーをプレゼントにするのは止める。
バスツアー、悪くはないが、みんな気をつけろ!!と言いたい。