人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

変なおじさが

・・・という訳で、皆様の期待に沿えて嬉しい結果である。

昼に彼女と会うとカラオケボックスに入り、5時半ごろ店を出るまで飲んだのだが、私はちゃんと意識を保ってしっかり家に帰り、晩ご飯を作ってブログの更新をするつもりでいたのだ。

そのためには飲んでも酔うな、飲むなら酔うな、であり、私はひたすら発泡酒だけを飲んでいた。

しかしやはりそれだけではエンジンがかからず、終盤に「濃い目のジントニック」というのを2杯やったが恐らくこれが効いたか、それとも発泡酒のジャブがジワジワきていたのか。

大江戸線に乗る彼女を見送り一人になると、私はおもいで横丁に入った。

初めて来たが、何とも味のある店がスラリと並んでいたのだ。

こういう店でひとり飲んでみるのが憧れであったが、酔ってクソ度胸がついていたので入ってみる事にしたのだ。

しかしどこも大勢で盛り上がっており、どうもひとりでしんみり飲む雰囲気ではない。

ボンヤリ店内を眺めながら迷っていたら、「おひとりですか?」と男性に声をかけられた。

もうこのあたりになると記憶も霧がかかったようにぼやけてしまってうまく思い出せないのだが、私は結局この店のカウンターで飲んだのだ。

しかし一人だった。

ここで私はなぜかハイボールを飲み、串焼きなんかを食べていた。

一体ひとりで何してたんだかは不明だが、この間にダンナからメールがきて落ち合う約束をしたので、ひとり酔いつぶれて恥を晒す運命は免れた。

ところがここでちょっとドラマがあった。

ダンナが新宿に着いたとメールをよこしたので私は急いで席を立ったのだが、その時隣でやはりひとり飲んでいた男性に声をかけられた。

何とさっきの男であった。

また機会があったら一緒に飲みましょうというような話だったと思うが、何だよ、もっと早く声掛けてくれれは、ハイボールと串焼きがタダになったのに、帰り際に声を掛けるなんてこの小心者め。

ところでこの男性、確かに男だったが、オヤジである。

まぁね、私ももう40ですから(泣)

ダンナと会うとラーメンを食べたが、店を出てからの記憶は全くない。

あのあと飲んで帰ったのだろうか・・・とあれこれ考えたのは夜中に目が覚めた時だ。

気持ち悪いので胃が空っぽになるまで吐いて吐いて吐きまくった。

炭火で焼いた串焼き(自腹)の味がした。

起きたのは昼である。

メールを見ると、昨日会った友人から心配してメールがたくさん来ていた。

私が彼女に送ったメールを見ると「なんだここ?初めてきたよ」に続いて「ありがとう、酒うまい(泣)」で終っている。

私はかなり酔っていたのだ。これなら心配もするだろう。

ちなみにダンナに送ったメールは「なんか変なおじさが」、「おじさんだらけ♪」であった。

ひどい二日酔いであった。

頭痛がなくなるまで8錠のナロンエースを要した。

あぁまたやっちまった。

なくした記憶の部分が怖い。