人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

大口2件

いよいよ九州の義父母が来るまであと2日となった。

明日は休日で時間はたくさんあるが、休日にバリバリ働いたためしがないのでどうせ明日は使いものにならないだろう。

つまり今日が掃除の最終チャンスなのだ。

ギリギリまでとっておいた大口は、キッチンと風呂場である。

油とカビの大御所を残していたのだが、二度寝してしまい台無しだ。

しかも今日は耳鼻科に薬をもらいに行こうと思っていたのだ。

迷ったがこれは明日にした。

それでももう残す時間は少ない。

風呂、キッチン。

彼らは必ず風呂に入るし、キッチンに入る確率は少ないがかなり汚いので見られるとダメージが大きい。

どちらも何とかしなくてはならないのだ。

「入場料が600円なのに所持金が500円しかない・・・。」

娘ぶー子は今日友達と動物園に行くのだが、この100円をどう捻出するか悩んでいた。

渡りに船とはこの事だ。

「じゃあバイトする?」

利害の一致である。金に困る娘と掃除ができない母親。

こうして足手まといの大口ふたつがぶー子の手に渡ったので、急に暇になってしまった。

本当は暇ではないはずなのだが、もう風呂場とキッチンがなければ終ったも同然である。

もういつもの午前中と変わりはない。

しかし思い出したが、昨日「お風呂のつけおき」なる洗剤で、風呂のふたとイスと洗面器を湯船につけおきしてあったのだ。

アレにケリをつけないと今夜風呂に入れない。

湯船に沈んだ風呂のふたを取り出そうと思ったが、ふたの中に湯が充満してドッシリと重くなっていた。

腹筋に力を入れてそれを持ち上げると、ふたの隙間という隙間から湯がピューと飛び出してきた。

そして次に救出したイスもそうだが、つけ込む前と全く変わっていなかった。

もしかして汚れが落としやすくなってるのかとも思ったが、そんなことはない。

こいつらの湯船に1泊はなんだったのだろう?

後の仕事はぶー子に託したからそれほど怒りは感じなかったが、もしかしたらここまで汚した私に洗剤が怒っているかもしれない。

簡単に言うと何もしなかった午前中であったが、私は掃除に専念したいから晩ご飯は手を抜くと宣言してあった。

だからといって時間ができたから何かを一生懸命作る訳ではない。

今夜の晩ご飯はローストチキン、うずらの卵フライ、カキフライ、イカフライ、刺身、つけ麺である。

頑張ったようでほとんど惣菜だ。

ダイエットは週が明けてからにする。

で、夜になったが、ローストチキンとうずらの卵フライとカキフライとイカフライと刺身とつけ麺を食べながら酒を飲んでいるので、もう文章もヘロヘロだ。

何やってんだか。

そんなんでしょうもない1日だった。

その報いは体重にて。

「動物園の入場料が600円で、今あるのが500円なんだよねー。」

娘ぶー子は今日友達と動物園に行くのだが、この100円をとう捻出するか悩んでいた。

**ご指摘のあったとおり、そして見ての通り、最後がおかしなことになっております。

この時私は結構酔ってまして、途中で一部分どこかに飛ばしてしまったんですね。

それが最後にくっついてて、消すのを忘れてました。

せっかくですのでそのままにしておきます。 3/20 ぽ子 **