今日一番頑張った事は、起きてから8時半まで寝なかった事だ。
朝の。
もうホント、悔し涙が出るくらい、昨日は眠れなかった。
枕め!!安枕め!!原因はお前に決定じゃ。
憎む相手をくれ。
ダンナにご飯をよそったら、娘ぶー子の分がなくなってしまった。
しくった、何か代わりにならないものか。
冷凍パンがたくさんあったが、おかずは煮魚だ。
う~ん、う~ん。
冷蔵庫に昨日の冷やし中華の残り発見。
「・・・スメン、ですか。」
漢字にすると「素麺(そうめんではない。素うどんの素だ)」だろうか。
スメンはスメンだが、ごまだれだ、よりによって。
ところで具もあるにはあったが、あれは私の昼飯だ。
アンタにはカレイの煮付けがあるんだから、不満ならそれを乗せるが良い。
何とかぶー子が出かけるまで起きていようと頑張るのだが、じっとしていると眠くなってしまう。
かと言って動き回ると目が覚めてしまう。
どっちも困るのだ、今は。
私は猫の毛づくろいをした。40分間。
ゴミ箱がモファモファになった。
床もソファもモファモファだが、気力も時間も切れた。
ぶー子が出掛け、8時半、寝室に向かう。
ベッドでの二度寝は、本当に久しぶりだ。
晩ご飯の支度はしなくちゃならないから、10時に目覚しをセットだ。
今日は掃除はなし。
洗濯も、片付けも、
ゲームもピアノもギターも、全部なし。
ぐっすり寝た。
眠りとはこうでなくてはいけない。
もしかして、ぽ子は夜行性なのではないか。
社会のサイクルと合ってないのだ。
なんて可哀想なぽ子。
ぽ子に二度寝を!!
ぽ子に昼寝を!!
ぽ子に夜更かしを!!
10時に目覚しが鳴ったが、その時私はオシャレな雑貨屋でショッピングをしていた。
生ゴミが溢れるキッチンに行くまで、もう少し猶予を下さい。
目覚しを左脇に寄せ、上についているスイッチに手の平を乗せて再び目を閉じる。
「ピピ」・・・。
「ピピ」・・・。
「ピ」・・・。
もう手は乗っているのだから、軽く押すだけでアラームは止まる。
寝てるくせに、異様に反応のいいぽ子の左手である。
よって忌々しいあの音も最小限で済み、起きたのは11時であった。
「キャベツを太目の千切りにして・・・。」
起きるなり、調理だ。かったるい事、この上ない。
しかし今晩ご飯の下ごしらえをしないと、夜のゲームの時間を捻出できないのだ。
「今のグータラ」より「夜のゲーム」だ。
素晴らしい。格言カレンダーに載ってないか?
今のグータラより夜のゲーム。
夜である。
仕事から帰って、昨日の残り物のしょうが焼きと、大好物の歌舞伎揚げを食べたら眠くなってきた。
本当はどっちかにしようと思っていたのに、止まらなかった。
もう、晩ご飯は抜いてやるから、そんな目をしないで。
寝ちゃう前に何としてでもゲームとかやっちまおう。
それっ!!