人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

何もなかった日

気持ち良く目が覚めた。

朝だ。

ん??また6時か?

昨日は早目に布団に入ったから、6時ウェルカムだ。

素晴らしい目覚めだぞ。

布団から体を起こして、まだ鳴っていない目覚しのアラームの設定を取り消そうと、時計を手に取った。

・・・5時だった・・・。

しかしすっかり目が覚めてしまった。

そのまま起きてようか迷ったが、後ですぐ眠くなるに決まっている。

それなら今、少しでも寝ておこうと、布団に戻ったのだが。

そんなに都合よく眠れるものではない。

6時20分のアラームが鳴った時には、ウトウトと小島よしおと結婚する夢を見始めていた。

ひどい朝だ。

水曜日、娘ぶー子の弁当の日だ。

高校3年になって授業が減り、弁当も週に1度になって朝は楽になったが、つい忘れてしまう。

ぶー子は昨日の夜から今朝にかけて、何度もしつこく「弁当だからね。」と繰り返した。

そういうぶー子の部屋には、洗ってない弁当箱が2つある。

たったの2つだが、1つは1週間前のものだ。

それでもこれまでは、5個も6個もため込んで、カビを生やしていたのだ。

週に一度になって良かったと思うのだが、

良い事ばかりではなかった。

昼ご飯を作らなくてはならないのだ。

私自身の昼ご飯は、ここで何度か書いているが、ラーメンか残り物か納豆卵ご飯または豆腐だ。

ぶー子にこれを強要する訳にはいかないが、週に4回。

弁当の方がはるかにマシであった。

週に半分は、しらばっくれて仕事に行っている現状である。

ダンナが出掛け、ぶー子が出掛け、一人になるとゲームとピアノ、そしてやっと家事にとりかかる。

今日は猫のブラシかけ(この頃はファーミネイトと言っている)を頑張った。

何か書くことないな。

と言うか、隣でぶー子が見ている「ザ!世界仰天ニュース」が気になって、集中できないのだ。

ダイエットの特集をやっているが、あんなの見てると自分なんてまだまだマヨネーズ飲んでても大丈夫そうだと思ってしまう。

いつになったらぽ子もぶー子もダンナも、痩せるのかねぇ。