どうしてこう眠いんだ。
今朝もみんなでかけてしまうと眠くなり、ソファで目を閉じたが、今回は天使の力を借りるまでもなく、筋子汁のことを思い出して、自ら起きた。
ファ~、眠い。
大人になるってこういう事だったのか。
タッパーに残された筋子の汁にご飯を混ぜ、今日も立ち食いだ。
頑張って働かなくては。
布団を干した。
3人分も干す根性はないので、今回は娘ぶー子の分。
ぶー子の部屋に入ると、脱ぎ散らかした洋服が散乱していた。
それらの間ををつま先で歩いて進み、ベッドの下を覗き込む。
なぜかぶー子の寝る場所はここなのだ。
ベッドの上には小さなテーブルが上げられている。
「よっこいしょ。」
年齢に比例してこの言葉が出ると言うのは本当だ。
応用で「どっこいしょ。」もあるが、こちらは動かす対象が自分である事が多い。
ちなみに私は「・・・っこいしょ。」と言った。
まだ言い切ってないので、そこんとこヨロシクです。
で、「・・・っこいしょ。」と布団を引っ張り出したのだが、床には洋服が散らばっているので、それも一緒に引きずってしまう。
引きずらないためには布団を高く持ち上げなくてはならない。
布団と毛布3枚で4往復。
ベランダにはすでに洗濯物が干してあったので、それを避けるように横に細くなって歩く。
だからキライなんだよ、布団干しッ。
この後またこの逆をやるのかと思うと、気が重くなった。
領収書の整理をした。
領収書、契約書、メモなど捨てられない紙類は、一時的にクリアファイルに入れて、後で時間があるときに、しかるべき場所に振り分ける。
ところが案の定、時間があってもやらないので、クリアファイルがパンパンだ。
そもそもクリアファイルなんて魚と一緒で、横から見たら平らなものなはずだ。
中に入れる物も紙だから、そうそう膨らむ物ではない。
これがメタボリックに膨らんで、パーテーションに入りきれずに半分飛び出しているのだ。
私は「契約書」「領収書」「明細」などとジャンル分けされたファイルを持ってきて、床に座った。
メタボの腹を開いてみると、どうにもどこにも入れようもない物が混じっている。
ラーメン屋の名刺、家事計画のメモ、ぶー子の誤字満載の落書き、正体のわからない手書きのレシピ。
ここに限らず、行き先の決まったものを片付けるのは楽なのだが、このような場合、考える、最悪考えて、場所を作らなくてはならないので頭が痛い。
で、困ったものはまた元に戻す、と。
もう何年もこれを繰り返しているが、時間が経つと価値が下がり、捨てる気になったりするので、バカみたいに増える事はない。
これでもう午前が終わってしまう。
後は晩ご飯の下ごしらえだ。
そういえば昨日の賞味期限の切れきったチキンクネルだが、別におかしな味もせず、普通においしかった。
ところがダンナは柚子こしょうを、ぶー子はポン酢をつけて食べていた。
ロイヤルホテルの・・・。
ただの肉団子に成り下がってしまったのであった。
仕事から帰ったら、猛烈に腹が減っていたので、このクネル団子の残りを食べた。
冷えてるくせにクドいこいつは、確かにポン酢や柚子こしょうが合いそうだ。
これだけでは物足りず、賞味期限が今月の20日のスモークサーモンも全部食べてしまった。
食べたら今度は眠いじゃないか。
もうつまむ物もないのでパソコンに向かい、こうしてブログの更新をしているのだが、軽い気持ちで、寝ているエルを膝に乗せたら、私の左腕を枕にして寝てしまった。
ええっ!?抱っこキライじゃないの!?
仕方なく、片手で入力だ。
あぁ、私も眠い。