人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

二日酔いちょびっと

うわ~、思いがけず昨日の晩は飲んでしまった。

朝がつらいから早く寝るように心がけているけど、時々こうして酒に飲まれてしまう。

幸い寝た時間が1時、とそんなに遅くなかったので

ひどい二日酔いや寝不足は免れた。

しかしこのかったるさ、やる気のなさは紛れもなく二日酔い一味のしわざだろう。

とにかくダンナを送り出しさえすれば後は自由だ。ダンナがいても好き勝手やってるけど。

ダンナが出掛けて寝ようとして思い出した。

・・・だから娘ぶー子が8時に起きてくるんだって!

かぁ~、つまらん約束事を作ってしまったもんだ。

ソファで社長座りして寝る。ぶー子が起きてきたら目を開けりゃいい。

すごく自然に座ってるではないか。

「眠い、眠い・・・。」とぶー子は起床ラッパを鳴らしながら入って来たので、すぐに目を開ける事ができた。成功だ。

しかしぶー子にご飯を出したらまたすぐに眠くなった。

(早く2階に行かないかなぁ・・・。)

おぉ、思いが通じてサッサと食べて上がって行ったぞ。

今日は出掛けるとか。ナイス計画じゃん。

しかし・・・。

誰もいなくなった部屋でさて寝ようと思ったけど、なぜかあんまり眠くなくなってしまった。

う~ん、眠くもないのにわざわざ寝るのもなぁ。

かといって家事に取り掛かる程シャキッとはしていない。

いつもは朝のコーヒーを飲むと、効果テキメンでパワーがみなぎって来るんだけど

昨日の飲みすぎがたたってコーヒーという気分にはなれなかった。

かったるい・・・。

ソファに座ってボケッとしてたら予定通り眠くなった。

結局寝るんだね・・・・・。

ところが出掛ける準備をしているぶー子がバタバタ行き来するので

すぐに目が覚めてしまった。

仕方ない、観念して起きるとしよう。

目覚ましに何か食ってやる。

冷蔵庫を開けると昨日のとろろ汁の残りがタッパーに入ってたから

タッパーからダイレクトにすすっていたら

ぶー子がこっちを見て鼻で笑った。

フン、笑うが良い。これで洗い物を減らせるのだ。

それよりアンタのその化粧こそ何だ。

目のフチをビッシリ黒く塗りたくっているが、手に持っているのはイラスト用のサインペン、コピックだ。鼻でせせら笑ってやる。

さて目も覚めた事だし、ここらで薬だと思って頑張ってコーヒーを飲むとするか。

最初の家事は今夜のメニューを考えることだ。

これから連休に入りまた料理は放棄すると予想されるので、

できるだけ生ものは今日使い切りたい。

「おお・・・うまそうだ。」「おいしそうだ。」「これはいい。」

料理本を見て「うまそう」「うまそう」と言ってるだけで、なかなか作る気にならない。

気持ちもダレきって、不必要にだらしない格好をしたくなる。あぁ、何か気持ちいい。

頑張って仕事している者たちよ、私なんてこうだぞ、ウフフ。

結局11時過ぎまで料理の本を眺めていた。

いかんいかん、始動だ。

今日はトイレ掃除の続きだ。

ドメストをピュ~ッ。5分放置。流す。終わり。

じゃあお昼ご飯にしよう。

昨日筋子を買った。

筋子は大好物である。

塩分が気になったが、ご飯2膳で1本(筋子を数える単位って?)全部食べてしまった。

かなり幸せだ。

さらに、しょっぱいめざしを4匹食べたので、午後は二日酔いに輪をかけて喉が渇くことだろう。

飲みすぎた割には頑張ったような1日だった。

まだ喉は渇いている。