11月22日です。衣がえしました。やっと。
正確に言えば、これでも細々とやってはいた。
寒い日には、収納ケースからトレーナーを引っぱり出してくる。
すでにパンパンのタンスにはそれは入らないので、一度着て洗濯すると、それはタンスの上に置かれる。
また寒い日が来たらそのトレーナーを着る。
まだ季節の変わり始めなら暖かい日も多いから、同じ服を続けて着て行くようなことにはならない。
ところが寒い日が続いてくると、また別のトレーナーを出して来なくてはならない。
出す。着る。洗う。しまう場所がない。
これを繰り返すとタンスの上にトレーナーがたまり、ここでいよいよ「しょうがない、やるか。」と本格的に衣がえに着手することになる。
しかしだ。
今年はその「本格的な衣がえ」をもうやりたくなかった。
なぜなら、本格的に頑張って夏服と冬服を入れ替えても、冬服の方がかさばるから、入りきらないのだ。
こんなぽ子だが、部屋の散らかった場所の改善などを考えるのは結構好きで、今も我が家の大改造計画が着々と進んでいる。
ところが、この衣がえという作業はもう本当に救いようがない。
「絶対に入らない場所に何が何でも入れなくてはならない」、それのみである。
そこには創造力だとか美的感覚だとか、右脳の役目は全くない。
だからここまでチンタラ延ばして来たのだ。
ところで家の大改造は、心の中では着々と進んでいる。あとは実行のみだから同じことだ。
決めた。
もうトレーナーは一生収納ケースだ。
隣の部屋だ、大した距離ではないし、ケースったって一応引き出し状にはなっている。
寒けりゃここまで来て着るが良い。
やった。これで衣がえは、死ぬまでトレーナーの移動なしだ。
しかしパジャマは入れ替えないとね。
面倒だから収納ケースごとタンスの前に持っていき、まずは半袖のパジャマを出す。
しかし出すのは簡単だったが、ここでも長袖が入りきらない。
なんと、ダンナのパジャマが8組もあった。毎日着替えても1週間は違う柄を楽しめる上、スペシャルナイト用もキープできる数だ。
普段着を買おうと言うと「週末しか着ないからいらないよ。」と言ってまるで洒落っ気がないが、こんなにパジャマを持って、これはみんな寝静まった深夜に良からぬ逢い引きをしている可能性大だ。
ところでトレーナー、トレーナーとばかり書いたが、本当にトレーナーばかりだ。
寒いと他に着るものがない。
だから冬は嫌いだ。
あとは冬のジャケットをクリーニングに出すだけだ。
なんでこう何でも遅いんでしょね。