だからもうさとちゃんがおかしくっておかしくって、書かずにはいられない(笑)
まずは「ぽ子さん、FF10はやりましたか?」と聞かれたところから。
どうやらあるところから進めなくて困っているらしいのだ。
私もやるにはやったけど、もうずいぶん前の事でどこまで思い出せるか。
「シンを倒した後に、何かゴリラみたいなのに追いかけられて、氷のところに行くじゃないですか。」
???サッパリ思い出せませんが。と言うか、ゴリラって・・・。
「名前とか、もうちょっと具体的にわかればネットで調べたりできるけど・・・。」
「ネットでは調べても載ってないんです。普通は簡単にクリアできるみたいで・・・。」
さとちゃんはそのゴリラみたいなのを倒さなくちゃならないらしいのだ。
しかしもう、システムも思い出せない。
「必殺技みたいなのはないの?」
あるにはあるらしいのだが、そこで思い出したと言って「ルールーがダメなんですよ。コントローラーのスティックを回しても全然ゲージがたまらないんです。」
はぁ・・・全然思い出せない。
「召喚獣とかなかったっけ?」
「死んでます。」
「・・・じゃまずそれを生き返らせるのが順序では??」
「召喚獣は使いたくないんです、何だかズルみたいで。」
さとちゃん?
さとちゃんは先に進みたいんだよね?
もう色々やれることはさとちゃんなりにやったんだよね?
困ってるんだよね?
「だって、進みたいんでしょ?」
「ハイ~。でも召喚獣はイザって時のために・・・。」
「今がその時じゃないの!?」
思わずアンガとハモッてしまった。
あとは堂々巡りだ。
「召喚獣を・・・。」
「だからそれは使いたくなくて・・・。」
まぁ私としてもちゃんと覚えてる訳じゃないから、もしかしたらさとちゃんの望むような攻略法があるのかもしれないと思い、その場はそれで話は終った。それが昨日。
今日になったら、「で、先に進んだんですけど、今度は砂漠にボムが出てきて・・・。」とサラッと話し出したから、どうやって進んだのか聞いてみた。
どうでもいいような話のように「召喚獣で倒したんですよ。」と言う。
ちょっと待て!?昨日のあの拒否反応はどうした?!ズルじゃなかったのか?!
「そうなんですけどね(笑)」と言っただけで、話はどんどん進んでいく。
今度は砂漠のボス系のボムが倒せなくて困ってるらしい。
回復系のユウナがさらわれているから、アイテムでしか回復できないらしい。
「アイテム、なくなっちゃったの?」
「いえ、あるんですけど、これから先使うかもしれないじゃないですか。」
「でも進みたいんでしょ?」
「ハイ。先でポーションが必要じゃないってわかってればいいんですけど。」
悪いが全然思い出せない。
思い出せないが、こういう場合はポーション使って進むべきじゃないのか?
進めば何か変わるかもしれないじゃないか。
と言うか、ゲームなんだからポーションがなくなって立ち往生するような運びになるとは思えないのだが。
ここでも堂々巡りであった。
「ポーションを使って進もう。」
「でも後で困るかもしれないじゃないですか。」
もうこうなると真剣な攻略談義ではない。爆笑だ。
ここで救世主、登場。
山口くんもFF10をプレイ中なのだ。
話していると、何だか困った事態になっていることが分かった。
アーロンなどはHPが2100もあるのに、ティーダは800しかないと言うのだ。
そして、スフィア盤がスカスカだとか。
「それじゃポーション、いくらあっても足りないよ・・・。」
スフィア盤とティーダのHPを何とかしなくてはならない。
「もう弱いから使えないんですよ・・・。」
弱くて使えない主人公(笑)早く何とかしてあげないと~。
ちなみにルールーのゲージが溜まらないのは、コントローラーがちゃんと固定されてないんじゃないかという事で。
つまり支えてる左手も一緒に回っちゃってるとか(笑)
「壊れるかもしれないけど」と笑いながら山口くんが教えてくれた方法は、足で踏んで固定する(笑)
アンガはあぐらでつぶす(笑)
聞くと、このように滞ってるゲームは全部で8本あるそうだ。
例えばFF8はパーティーのレベルを上げすぎて敵もそれによって強くなり歯が立たないとか、それでもMPがもったいないから魔法は使わないとか?
ドラクエ7は全員に全部の職業を覚えさせていたら、水に沈んだ村から弱いヤツが戻れなくなったとか、
ドラクエ8はどうしてもイベントが起こらないとか。
ずいぶん前のゲームで私もほとんど忘れてるから、間違った書き方してるものもあるかもしれないが、まぁだいたいこんな感じだ。
しかしさとちゃんは言った。
「そんなに昔じゃないですよ~。」
FF10は2001年である。