人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

それでも結構忙しい

しっかり2度寝させて頂きました。

なぜならばそれは、昨日どうやら飲みすぎたようだからなのです。

目覚ましは何度も鳴っていた。

テレビのタイマーでついていた。

しかも、昨夜酔ってエルをケージに入れ忘れたんだか入れなかったんだか、

エルが私の体中、噛んだり引っかいたりしていた。

それら全てが意識に入ってきていなかった。

ダンナが着替えを取りに入ってきて、初めて気付いたのだ。

もう間に合わない。

「今日はバスで行くから、もう時間ないしいいよ。」と言われ、

済まぬ・・・と心の中でサムライのように詫びながら再び眠りに落ちる。

次は娘ぶー子の部屋がガタガタ言うので気が付いた。

ふぇっ。そうだった、朝なのだった。

頭が重い。喉が渇く。

冷蔵庫を開けてもジュースは入ってなかったので、水にレモン汁と砂糖を入れて飲んだ。

おいしい、と言い聞かせて飲むような味だった。

ぶー子が出かけると早速寝る事にする。

今日は「二日酔い」という非常事態なので、ゆっくり寝てもいいのだ。そう決めた。

10時に目覚ましをセットした。

お騒がせエルはどうしようかと思ったが、結局ケージから出して寝た。

遊び疲れたら私の顔の横で寝るだろう。最高じゃないか。遊び疲れるまでがうるさいのだが。

で、起きたのは10時半だ。

今日の家事は投げていたとはいえ、かなり忙しかった。

だいたいが猫のことだ。

今朝は起きれなかったが、普段なら6時半に起きるとまず2匹のデカ猫がごはんくれと大騒ぎだ。

無視できないほどうるさい。

ところでわかりにくくて申し訳ないが、デカ猫といっても刑事ではない。

その後でダンナとぶー子のご飯を時間差で作る。

この人たちは無視できるが後が怖い。

「離婚」とか「非行化」とか、家庭が崩壊する事態になりかねないのだ、恐ろしい。

晴れやがったらその後洗濯だ。

私のビックリするような素晴らしい計画だと、この後ゲームをするのだが

残念ながらこの頃そうもいかなくなってきた。

寝てしまうからだ。

起きるとエルのご飯だ。

デカ猫と違い、手間がかかる。

「病院で食べていた猫缶10g+安い猫缶10g+子猫用のカリカリ10g」、これを計ってよく混ぜて出す。

眠いぜ、ベイベー。

ついでに胸のマッサージだ。

「ずいぶん良くなった。」と先生に言われてから、回数が激減している。まずいな。

嫌がるマッサージついでに、ご機嫌取りに遊んでやる。

リビングに戻り、デカ猫・ラを見て思い出す。

こっちにゃ薬だ!膀胱炎なのだ。

小さな飲み薬が3つ。

「食後に飲むんだよ。」と言ってきかせる訳にもいかないので、無理矢理口を開けて入れる事になる。

デカくたって、デブだって、この子だってかわいいのだ。できるだけ嫌われたくない。

撫でたり遊んだりしてごまかしながら、やっと3錠飲ます。

あ。エルにも飲み薬出てたじゃん。

こちらは液体だが、今朝見たらなんか分離してイヤな感じだったなぁ。

本当は冷蔵庫に入れるんだったんじゃないのか?

そう思うと飲ませる気にならず、今日はやめてしまった。

自分だったら賞味期限など全く気にしないのだが。

しかし、イモヅル式に思い出した。

エルには塗り薬も出てたじゃん。

足が炎症を起こしているのだ。

ひゃー、やだな。すごく嫌がるのだ。

薬は適当に塗った。

いけないとはわかっていても、これまで命に係わるような病気だったのだ。炎症なんて屁だ。

「へ?炎症ッスかぁ?」と腰パンのしょうもない若人の言いっぷりがかなり近い心境である。

そんな訳で飲み薬も止めたのだ。

あ、美容院の予約を入れなくては。

でもだ。

娘ぶー子が明日カラオケに連れて行けと吠えていたな。

そりゃ私も一緒だ。

エルがうちに来て以来、忘年会の社長とのデュエットしかやってないのだ。

美容院の予約がカラオケを阻止してしまったら大変だ。

美容院には悪いが、予約だけしてカラオケになったらキャンセルだ。

メールの返事も滞っている。

急ぐ順に返事をしなくては。

ギャッ。

そうだ、今日は会社の人たちとランチだ、行きたくねぇ~~。

つーことはいつもより1時間早く出なくては。

ランチなんてウンチだっ!!

時間が欲しい。

そう思いつつまた今夜も飲んでいる。

何時に寝るのだろうか。