人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

カラオケに行った

昨日のお話です。

酔っ払って記事の更新ができなかったので。

デカ猫・ラと寝るために、夜はダンナの布団で寝たのだった。

なのであちこちエルにかじられて起きるような事はなかった。この晩はダンナがかじられてくれた事であろう。

「で、すみません、もうずいぶんご飯の時間が過ぎているんですけど・・・。」と言う感じに、目が合うとラは遠慮がちに鳴いた。

8時半か・・・。まぁ結構寝たな。起きるとしよう。

しかし一度起きるとラは豹変し、「さっさと飯よこせ、このアバズレめ!!」とばかりにギャーギャー鳴くのであった。

起きたら風呂に入る。湯船で歯を磨くのだ。「なんだかだらしない」ような事を隠れて堂々とやるのはいい気持ちだ。

ブログの記事の入力も、誰も見ていなければ片足を隣のソファに上げたりしてだらしなくやっている。

今日はラの方を病院へ連れていかなくてはならない。

膀胱炎らしいというので1週間薬を飲ませたが、あまり効果があったようではない。

前回はミと一緒に連れて行ったので、バカでかいキャリーバッグ(ケージ?)に入れていったが、今回は1匹だ。あのバッグではでかすぎる。

エルの為に買ったキャリーバッグに入れていった。コジマでちゃんとしたのを買った。

ラとミのはどこぞのホームセンターでとにかく安いのを買ったので、今にもビスがはずれそうな代物だ。

2匹も入れたら底が抜けそうなので、両手で抱えて持つ。非常に持ちにくい。一応取っ手があるのだが恐ろしくて持つ気にならない。

あんなデカいだけが取り得のバッグは止めてエルのバッグに入れたが、パンパンであった。

まぁいい。広い必要はないのだ。運べりゃいい。

ラは大変臆病である。

病院なんか連れて来て大人しくしているか心配であったが、大丈夫であった。

恐怖のあまり縮みあがってしまい、小さくなったまま微動だにしなかった。

おしっこをとるためにカテーテルを入れたが、その時ですらほとんど動かなかった。

おしっこの検査が済み結石がない事がわかったので、薬を変えましょうという事で帰ってきた。

ダンナが用事があり先に帰ったので、帰りはバスだ。ラが重い。

実家で飼っていた猫は病院に連れて行く時にはずっとニャーニャー鳴き続け、事情も知らずに「かわいそうねぇ。」と言われたり、「ママ!!猫がいるよ!!」と子供に指差されたりして恥ずかしかった。

またあんな事になるのかと心配したが、こちらも大丈夫であった。

ラは正真正銘の臆病者だった。

家でも勝手にエルに負け、今ではエルの為に出したケージに隠れてしまうようになってしまった。

家に帰ったらダンナはまだいなかった。

代りに娘ぶー子が起きていて「今日どうするの?」と言った。

ヒッヒッヒ、願いどおりカラオケ行く事になったよ。

ぶー子は私が酔っ払うので一緒にいるのが恥ずかしい、ともう二度とカラオケには一緒に行かないと言っていたが、

ついに我慢できなくなったのだろう。

帰りは先に帰るというので、後はカラオケボックスで一緒に数時間我慢していれば、タダで歌えるのだ。

久しぶりに3人で来たので、舞い上がってしまった。

ダンナなど、愛して止まないビートルズのナンバーを娘とハモる事ができ、最高に嬉しかった事だろう。

それも、およそ好きで聴いてなければ知らないような曲だ。ベイビーズインブラック。

しかしその後ダンナはどんどん暴走し、立ち上がり、踊り、ラッパーの真似をし、歓声を上げ、あっという間に果てた。気が付いたらもう寝ていた。

ぶー子的には「やっと1人潰した」というところだろうか。

ところがまだもう1人やっかいなのが残っている。

私もハデに飲んだ。我ながら「もう次を頼むのか。」というぐらい、しょっちゅう注文の電話をしていた。

4時間のパックが終わり延長したが、このあたりから記憶がスッパリなくなっている。

どうやって帰ってきたのか、毎度謎であるが帰巣本能というものがあるようで、

目が覚めるといつもちゃんと家にいる。

とにかく、気が付いたらベッドの上であった。