人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

宇宙人なわきゃねーダロッ!

異常だ・・・。

キモいぞみんな・・・。

と言うほどのかわいがりようである。

ダンナの携帯の待ちうけは全て、先住猫のラ、ミから、3匹の子猫に替えられた。

歩けば「歩いてる、かわいい~!」、

寝れば「寝たよ、かわいい~!」、

あくびすれば「あくびしたよ、かわいい~!」、

つまり何をやってもかわいいのだ。ちゃう、かわいくてかわいくて仕方ないのだ。

寝不足だ。

3時間おきのミルクの合い間に少しでも寝ようと思うのだが、

かわいくてかわいくて、眠れないのだ。

元気勇気の事を思い出すと眠れなくなるから他の事を考えようと思うと

どうしてもこのチビ猫の事を思い出してしまい、

かわいくてかわいくて眠れなくなってしまうのだ。何だそりゃ。

ところで心配していた目なのですが、

目薬をさそうと見てみたら、あれ?腫れてない。

どっちが悪い方の目なのかわからなくなってしまった。

携帯の写メを見直す。

あったあった、写真は逆になるから・・・、えっと向かって左だから右目。

うーん、確かに腫れてないぞ。どうしたんだ。

子猫の布団を見ると、赤いネバ~ッとした汁が乾いてついていた。

どうやら少し目が開いてきて、勝手に中身が出てきたようだ。

こ、これは・・・、

大変な事になった!!

病院へ行かねば。毎日行ってるな。

スーパーのスタンプカードみたいなものはないのだろうか。

しかし・・・。

「ぶー子・・・。」

「お母さん・・・。」

やっぱ、そう思うか?

今度は逆の方の目が腫れて見えるのだ。

これまで右目がやたらデカかったので気付かなかった。

「こっちの目もちょっと腫れてますね~。」

今日は女の先生だった。

「こっちもそのうち目が開いてくれば勝手に膿がでてくると思います。」

つまり、両目ともやられていたのか。

何が宇宙人だ。

何がでかい目がかわいいだ。

・・・ということは、両目見えなくなる可能性が出てきたのか。

まぁ生きてくれてりゃいい。

ここで死なれたら我が家はエラいことになるぞ。