人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

タレはうまい

昨日はちょっと飲みすぎたようだ・・・。

1度冷凍してしまったビールを黙って出したが、

ダンナは気づきもせず「カ~ッ、うまい!!」と言った。

でしょ?

1回凍ったぐらいが華なんだよ(笑)

調子に乗って飲んで会社の子の悪口を言っていたら1時になってしまった。

彼女は1週間のうちまともに出勤するのが平均して1日しかないのだ。

あとは遅刻か早退だ。

「二日酔いで出れそうもない」という理由で休みを取ってることもある。

私もよくやるが、腹が立つから堂々と言うな!!

ハッ!!

バレると腹を立たせるのか。

私も注意せねば。

なもんで、朝起きるとともに「昨日遅かったからなぁ・・・。」という気持ちになった。

いつもそうだ。

朝眠くなる理由を起きるなり思いついてしまい、結局2度寝してしまうのだ。

もう、2度寝する前提で、朝の過ごし方を考え直した。

変なところで見栄を張ってしまい、ダンナやぶー子がいるうちは寝ないようにしている。

かといって眠いので何をするわけでもない。ボケーッとしている。

正確にいうと寝るための準備を心の中でしている。

「眠くな~る、眠くなーる・・・。」と、目が覚めないように頑張っているのだ。

この時間を家事に充てよう。

これならより皆に見栄を張れるし、後で家事がオセオセになる確率を低くできるだろう。

目が覚めればなお良し。

昼寝・2度寝をしないという奇跡が起こるのだ。

・・・と思ったばかりだったのに、「昨日遅かったしなぁー・・・。」という思いが強く、

結局寝てしまった。

起きたら9時過ぎだ。頑張った。まだ9時だぞ。

喉が渇いた・・・。昨日の飲みすぎのせいだろう。

コップに残っている麦茶を飲む。

昨日のビールの飲み残しだった・・・。

ブヘッと吐き出す。

古いものも結構平気で口に入れるので、この辺は早い。

目が覚めないから何か食べよう。

ハンバーグのタレ発見。

昨日のハンバーグの肉汁で作ったオリジナルだ。うまいぞ。

半分ぐらい食べてしまった。20ccぐらいだろうか。

調味料が好きで、ラーメンスープや納豆のタレなど絞り出したあとに必ずチュ~ッと吸い付く。

計量したスプーンなどもベロンとなめてまた使う。

あ、でもお客様のときは我慢するので、安心してうちに来て下さい。

洗濯をする。

皿を洗う。

なんだよ、これでもう10時半か。イヤイヤやってると時間がかかるな。

買い物にも行かねば。

自転車で5分のところに車を出す。

店の前でご近所さんに会ってしまった。

こんにちは、とだけ言って通り過ぎればいいんだろうけど

それができない。

普段全然つきあいがないので、この辺でいい顔をしておきたいのだ。

これも家事だと思って笑顔で主婦らしい話をする。

ちなみにこの日のトピックは、

*今日のこの店の特売品

*この店の人気っぷり

*他の安い店情報

*中国産の野菜の害

野菜の害のあたりで本格的にめんどくさくなってきて逃げの体勢に入った。

「じゃ、そろそろ買ってきますね。」

ちょっと不自然だったな。

イヤな思いをさせなかっただろうか。

こうしてそのつぐないをするが如く、次に会った時に又いい顔をしてしまうのであった。

家に帰ってきて玄関を開けている時に、チラッと家の裏の雑草が見えてしまった。

おぉ・・・。良く育ったな。

・・・ちくしょー、そろそろ抜くか。

初めて「良く育ったな。」と思ってから何度目の「育ったな」だろう。

ところがとんでもない不良娘に育っていた。

一見でかいタンポポの葉のようなのだけど、トゲがたくさんついているのだ。

こんなに育つまで放っておくんじゃなかった・・・。

非行の兆候が見えたら早く手を打たなくてはいけない。

なんだ、もうご飯食べて仕事に行かなくては。

そんなに寝たつもりはないのに大した事やってない午前中であった。

仕事から帰るとパソコンに向かう。

メールやブログのチェックだけするつもりが、オークションの出品者の悪い評価を見だしたらやめられなくなった。

わざわざトラブルの多そうな生鮮食品のカテゴリに絞る。

「臭くて食べられません!!」

「こんなにひどい出品者は初めてです!!」

「50g足りません!!」

「写真と全然違います!!」

対して出品者の

「同じ商品を他にいくつも出して良い評価をもらっています!!」

「報復評価はおやめ下さい!!」

などの反撃。

どっちもガンバレ~!!

ハッ。

こんな事に夢中になっていたらもう7時半だ。

ば、晩ご飯を作らなくては・・・。

これから毎日コンスタントにゲームをやると決めたのだ。

無駄な時間はない。

ダンナからメールが来る。

「夜風が涼しくなってきたね。」

「うん。でも眠くなる。」情緒がなくて申し訳ない。

「では一句。秋の涼風 夜長どころか 眠くなる」ほほー。うまいっ。

では私も一句。「眠くなるのは ぽ子のせいじゃねぇ」五七がなんじゃ。

ダンナは泡食った返事をよこしたが、

より印象深くするためにもう一度同じ文句を送った。

百人一首でも下の句、2度読むじゃないか。

ここでやっと「あはは」という返事をもらった。

ご飯を食べて酒を飲んで、もう11時になってしまった。

ダンナはイスで寝てしまった。

私のブログの更新が家族をバラバラにしてる気がする。

だからいつも早く入れようとは思ってるんだけどねぇ。

あれもこれも、やんなきゃならないことばっかりだよ、もう!

2度寝のバカ!