人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

キャンプ1日目

「7時に出発だから。」
昨日そう言われていた。

起こされたのは7時半。
携帯がマナーモードになっていたため、全然アラームに気付かなかったようだ。
9時半出発。

目的地は北茨城である。
会社の仕事仲間のオススメのキャンプ場で、初めて行く所だ。
常磐自動車通とかいうのに初めて乗ることになる。バンジョー。

「あの車、カッコ良くね~?」
娘ぶー子が指さした車は
荷台にクレーン車を積んだトラックだった。
クレーンの座席がこっちを向いている。
まさかアンタ…
「2つ合体しててすごくねー?」
やっぱり…。
そんなことある訳ないじゃないか。
常識で考えてくれ。

「じゃ、あれもカッコいいんじゃないの?」隣を走る自衛隊のトラックを指してやる。
「マジ?やべー、かっこいーんだけど!迷彩とかここ日本なのにありえねー、アメリカみてー。」
…アメリカね…。
まぁ何とか高校に入ってくれたから、今んとこは良しとするよ。

あちこち寄り道して3時過ぎに着いた。

ゴミの分別。
①ビン、缶、ペットボトルをそれぞれ別にして。
②燃えないゴミ
せともの、ガラス、アルミホイル。
燃えな過ぎでは。して、なぜその中にアルミホイル?
③燃えるゴミ。
紙、生ゴミ、プラスチック。
すげー燃やしっぷりだ。時代に逆流している。楽でいいが。
うちの音楽室に数ヵ月置きっぱなしのゴミも持ってくれば良かった。

何度も言って納得させているにも関わらず、コオロギを見つける度に
「ゴキブリッ」「ゴキブリ出たっ」とぶー子が大騒ぎする。
確かに季節柄か時期柄か、コオロギがたくさんいるサイトだ。
コオロギでビビり上がっているぶー子の前に、次はカエルが飛び出してきた。
「ヒーーーッ!!」
こりゃちょっとおもしろくなってきたぞ。
ここを勧めてくれた人は、朝起きたら靴の中にクワガタが入っていたと言っていた。
明日ぶー子の靴の中には誰がいるだろう?

5時。
宴のスタートだ。
地元の魚屋でどでかいハマグリとサザエと車エビを買った。
車エビの背ワタを取ってみたら、「ワタ」という名に恥じぬぶっといヤツがジャンジャン出た。
隣でぶー子が「触角が邪魔だから取る。」と言っている。
…触角?はぁ?
「じゃ何よ。」
…。何なのだ?…触角…?

サザエは1匹、フタが自らの体に食い込んでいるのがいた。
「かわいそうたから、コイツを早く楽にしてやろう。」
優しいんだか何だかわからない思いやりであるが、
これによりこのサザエ、一番に火あぶりの刑に決定。

皆が一生懸命バーベキューの焼きに忙しくしていると言うのに
ブログの記事の下書きを一人で書いていて、肩身が狭い。

この辺で、続きはまた。