疲れた・・・。
さすがに午後の仕事が終わると疲れきって、と言うか眠くなりきって帰って来る。
しかし帰って来て部屋に入ると・・・。
やられた・・・。
ラかミだ。もしくは両方だ。
いない間にゴミ袋をあさったのだろう。
ご丁寧に燃える方も燃えない方もあさったらしい。
しかし燃えないゴミの方がお気に召したらしく、ビリビリに裂けていた。
お陰で「サッポロ一番みそラーメン」を食べた事がバレバレだ。
これだけでは済まなかった。
これか・・・。
この袋を燃えないゴミ袋から出したのだ。
かつおぶしの袋ではないか。
くそうっ、ぬかったな。別によけておくべきだった。
しかしこれは許せん。
テーブルの上を荒らし回ったのだろう、朝に飲んだコーヒーの飲み残しが倒されていた。
脱力・・・。
帰るなり、これか。
とりあえず写真に収め、メールでダンナに送る。
遠まわしに「何とかしてくれ」とアピールだ。
そしてソファでヘタッてしまった。
や、休ませて・・・。
作戦は成功してダンナが片付けてくれた。
さて、今度は晩ご飯だ。
娘ぶー子がお好み焼き屋さんでバイトを始めたので「焼く練習をしたい」と言い出し、
昨日からお好み焼きだ。
1週間コレでいこうと言ってやった。
うまく焼けないと娘がバイト先で困るじゃないか。フフン。
ぶー子が台所に立つ。
台所は昨日の晩ご飯から汚れ物がたまりっぱなしだ。
「何これ!?」
準備が出来るまでこのセリフを何度言ったか。
だんだんキーは上がっていき、最後には裏返っていた。
そもそもそんなにきれい好きでも手伝いをする子でもないが
あまりの汚さに「イライラするッ」とチャカチャカ動き出した。
かなり怒っていたが、これはいい。その調子だ。
ダンナは枝豆をはさみで枝からはずしている。
「家族がひとつになったねぇ~。」と関心して言うと
「もう本当に仕事の掛け持ちはこれっきりで勘弁してよッ」とぶー子に言われた。
まぁ給料が入った暁にはカニを食わしてやるからさ。
カニよりカネがいいんだろうけどさ。
DVDの返却が金曜日に迫っている。
2本だ。
何としても今日中に1本観なくてはならない。
今夜も皿を洗えそうもない。
明日の朝もどうせ時間はないだろう。
明日の夜、またぶー子がブーブーブーブー鳴くだろう。
「このままじゃ家庭崩壊だ。」
ぶー子の予言は当たるだろうか?