ダンナの寝室で寝ていた。
寝た時の記憶がない。
私はあの後、娘ぶー子が帰ってくるまでに、超ブッ飛ばしてゲームを作り上げた。
とにかく時間内に完成させる事が最優先なので、見た目もアイデアも二の次だ。
これまで私は「おやつゲーム」と言うすごろくを作ってきたが、これは「あたり」のコマでおやつやだんごなんかを食べる権利を与え、「はずれ」にあたるコマでは罰ゲームのくじを引くというシンプルなものだ。
しかしこれは、あたって嬉しいのは最初のうちだけで、やがて「あたり」が罰ゲームの形相になってくるということが分かった。
そこで今回は準備の時間がなかったこともあり、超シンプルに「罰ゲーム」のみでいくことにしたのである。
どれだけ焦って作ったかは、見ての通りである。
紙は、広告の裏だ。
そして罰ゲームの指示を書いた小さな紙を作っていく。
トイレ掃除、皿洗い、意図的に家事を多く含ませる。
これを四角く折って、袋に放り込んでいく。
「罰」のコマに来たら、袋に手を突っ込んでこの紙を引くのである。
袋は・・・、袋・・・、袋・・・、小さめで中が見えないような袋・・・。
時間がない、これでいいや、東村山市指定の燃やせるごみ・5リットル。
テーブルにはデパ地下で買った惣菜が並んだので見た目は華やかだったが、ラーメン食べて満腹状態の時に買ったので、メインが乏しかった。
明らかに肉不足のディナーで乾杯し、軽く酔いも回ったところでこのやっつけゲームを出した。
「・・・明らかに適当ですね、最後の『罰』は、もはや一筆書き・・・。」
何とでも言ってくれ、完成する事に意義があったのだ。
そして今「罰」をいう時を出して気がついたが、字も間違っていたEE:AEB64
ぶー子が早速「罰」のコマに来た。
私はゴミ袋を出して「罰はこの中」と言ったら、ダンナが「エエッ!?それ!?オレさっきゴミ入れちゃったよ!!」と爆笑した。
さらに「ダンナの鼻かんだ丸めティッシュを取り出す」という罰も加わる。
結局ゴールに着く前に、罰ゲームがなくなって終了。
この時点で私はもう相当酔っていたようで、記憶はフェイドアウトされていく。
次はダンナの寝室で、朝だった。
「昨日久しぶりにラオ行ったじゃん?」
ラーメン屋に行く車の中でダンナが言ったが、へ?ラオなんか行ったっけ??
ラオとはモンスターハントのゲームに出てくる巨大なモンスターのことだが、言われてみれば、ああ、行ったかもEE:AEB64
覚えていないほど酔っていたのだ、良くぞそんな大物を狩りにいったな、死んだらしいが。
連休の真ん中だが、かったるくてダラダラ過ごしてしまった。
そうなると晩御飯はスーパーの半額惣菜であり、惣菜ときたら酒である。
飲みたくもないが、他にやることがない。
こんな調子でγーGTPは下がるだろうか。
たりーの。
明日は頑張りますよ・・・。