人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

最終日

今日は7月の最終日なので、配達の仕事の最終日でもある。

「キツかったらすぐに辞めさせてもらう」などという派手な条件を付けさせてもらったが

結局最後まで頑張った。

頑張った・・・と言う程のものでもない。

前回の繁忙期はドライバーさんの他は私1人で組んだけど、

今回は私の他に4人もいたのだ。随分楽になっていた。

1人はこの仕事の後は自衛隊に入ると言っていた。

2人は「ギャルチーム」と呼ばれていたが、後に2人とも子持ちであり、しかも1人は私と同じ歳であることがわかった。

「歳はナイショにしておいてください~」と言うので最後まで私も「ギャルチーム」とか「女の子達」と呼んでいたが

どうも納得いかないぞ。

もう1人の男の子は「仕事が遅い」とボロクソ言われてたけど、

今回私は座ってる事が多かったから、もしかして私よりたくさん働いたんじゃないの?

私も一緒になってボロクソ言ってたけど(笑)

ドライバーさんとの別れがつらく、最後どうやって別れようかと考えてたけど

実際はお腹がすいて、昼に食べたいもので頭がいっぱいだった。

その割に食べたものはサッポロ一番みそラーメンだ。

散々迷ってこれだった。

なんだかドライバーさんにまで申し訳ない。

夕方に実家に行った。

母がパジャマを作ってくれたのだ。

私が10年以上も前に作る、と言って布地だけ買って放置していたものだ。

中学の時の家庭科の課題の未完成だったエプロンも、この間母が着ていたから驚いた。

80近い母が、ピンクにウサギがいっぱい描いてあるやつ・・・。

さてパジャマですが、10年以上も前に選んだ柄なので超派手だ。

赤地にベティちゃんだらけだ。

ダンナなどチキチキマシーンのケンケンがいっぱいだぞ。

腹回りは大丈夫なのか?

早く見てみたいもんだ。

さっそく着てみたが、おもしろい所がいくつかあった。

一番下のボタンがついていなかった。ボタンホールはあるのだ。

10年の間にボタンが1個なくなったのか?

しつけ糸(仮縫いみたいなもの)がついたままである。

ミシンで縫った部分にほつれている部分があり、崩壊を始めている。

やはり私の母である。

嬉しい気持ちでいっぱいだ。

ぶー子からメールだ。

「ぅちゎ遂に言ッッたぞ!!!!

 言ッてゃッたぞ!!!!

 そして逝ッたぞ!!!!」

・・・という、実にPCで入力しづらい文面だ。

「遂に」が漢字なところが違和感だ。

ついに言ったか。

これからひとしきり話があるだろう。

帰って来る前にご飯を作ってしまおう。

はー、厳しく楽しい1ヶ月であった。

さらば宇宙戦艦ヤマト。