疲れたなぁ～。
帰って爆睡しちゃったよ。
雨の中の撤収だったから大変でした。
キャンプへの出発の朝、まだ寝静まってる５時半頃、
ピンポ～ン
と玄関のベルが鳴りました。
グッスリ寝てましたがすぐ気付き、
きっともう９時頃なんだろうと思い、急いで階下に降りてモニターを覗きました。
誰もいない・・・。
５時半にピンポンダッシュかよ・・・。
起こされた忌々しさと気味の悪さで、すっかり目が覚めてしまった。
お陰で時間に起きれず、キャンプの準備がほとんどできなかった。
予定に遅れること３時間。出発。
天気予報はハズれて天気は快晴。
あちー、あちー、と言ってたら急に曇ってきた。
遠くのほうで稲妻が光っている。
「嵐に向かってるよ。」
あっと言う間に大粒の雨が降り出した。
コン。
「何？今の音・・・。」
コンコンコンコン・・・。
雹だ。１ｃｍもあろう大粒の雹が降ってきた。
「く、車が・・・ボンネットが・・・。」
なんか凄い事になってきたぞ。
結局通り雨だったのか、程なくして止んだ。
キャンプ場に着くと今度は灼熱地獄。
「あ、暑い・・・。」
ジリジリと焼け付くような暑さだ。
この中でテントとタープを張り、炭火起しだ。
冬でも室内ではＴシャツの暑がりのダンナは、見ていてもかわいそうだ。
誰も濡らしてなどいないのに勝手に水浸しだ。
こんなに暑くて夜寝れるだろうかと心配になったが
毎度そうだけど酔っ払ってグッスリ寝ていた。
２日目は雨が降ったり止んだりして涼しかった。
マス釣りに行った。
昼からつり場が終わる４時までずっと釣っていた。
５、６年に１回、こういった機会にやる程度だけど
これまでは釣っても釣るだけで、魚を針からはずす事ができなかった。
針が刺さってる魚を直視できないのだ。
しかし今回は成長した。
痛そうでこれは早く何とかしなくてはという気になったのだ。
ダンナのやり方を見ていると、魚を入れる網に魚を入れてから針を取っている。
それでは遅いじゃないか。痛がっているんだぞ。
私は、釣っておいていうのも何だが魚のためを思い、すぐ針を取ってやることにした。
ツルリン。
針から自由になった魚は手からすり抜けて川に帰っていった。
くっそー、恩知らずめ。
中には針をすっかり飲み込んでしまったやつもいた。
しかたなく釣り糸の方を切って針は飲ませたままにしたが
それでも頑張っていつまでも生きている。
「これ・・・取れないの？」
「道具があれば取れるんだけど・・・。」
そのうち針を飲み込んだ魚は４匹となり、針の方が足りなくなってきたので
受付でその道具とやらを買って、時間をかけてダンナが針をとってやった。
最後につれた１匹も針をゴックンと飲み込んでいたのでダンナが苦労して取っていたが
その時釣り場の係員が通りかかり「とってやるよ」と言うので渡したら
メリメリッと力任せに引っこ抜いた。
思わず「あぁっ・・・！！。」という声がぽ子サイドから漏れた。
それなら誰だってできる。できるけどやりたくなかったから苦労して取っていたのに・・・。
まぁそれでもその係員に釣れた魚をわたしてさばいてもらうのだが。
思いがけず楽しかった。
「ぽ子がこんなにやるとは思わなかった。」
「ねー。お母さんのことだからすぐ飽きると思ったのに。」
でも褒められたと私は思っているので喜んでいる。
それにしても、ぶー子が１人釣っている姿が忘れられない。
エサをつけるのにしゃがんでいた時、ローライズのパンツから尻の割れ目がこんにちはしていたのだ。
遠かったのでジェスチャーで「尻！！尻！！」とやったのに
「釣れないのかい、お尻ペンペンだ！」と勘違いされ、
勝手に怒っていた。
その夜はダンナは疲れて早く寝てしまった。
娘ぶー子は携帯の充電が切れ、私の携帯の充電も切れるまで使い果たし、寝た。
私はやることがなく、絵を描いて過ごした。
別に絵を書くのが好きなのではない。他にやる事がなかったのだ。
朝起きてみたらワインを１人で２本空けていた。
次の朝は雨だった。
雨の撤収でなかなかはかどらず、イライラした雰囲気になってくる。
テントをたたんで最後丸める作業をしていたダンナとぶー子。
ダンナ「だからそっち、ちゃんと引っ張ってっ！！」
ぶー子「んあ～、もう！！」
ダ「違う違う！！」
ぶ「もー！！」
ダ「あーあー！！段ズレしてるから！！待って待って！！」
ぶ「もう！！段ズレとか知らないから！！用語とか使ってんじゃねーよ！！」（爆笑）
用語？？
ぽ子「・・・て段ズレって何よ？？」（間）
ぽ子「つーかなんか言葉作ってない！？」（爆笑）
ダンナは笑いながらも手を休めず、バリバリ段ズレ直してました。
疲れたけど楽しかったです。
明日からまた仕事だ。
配達とパートの掛け持ちもあと３日。
頑張ろう・・・。
