人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ひまだ・・・

昼過ぎに飲み始めてダラダラ飲み続け、

ゲームやってるうちに眠くなって寝てしまった。

ダンナはすでにソファで爆睡していた。

目が覚めたら夜中の12時。

飲んだ後で猛烈に喉が乾く。

そして猛烈にヒマになった。

しかしかったるくて何もする気にならない。

「ひまだよー。」

ダンナはPCに向かっている。

「んー。」

「ひまだひまだひまだー。」

「ひまなのー?」

「そこでぽ子をお姫様抱っこしてグルグル回ってくれたら

面白そうだ。」

「腕が折れる。」

・・・・・。つまんないよー。

「つまんないよー。ひまだよー。」

ダンナ、PCを指し

「イトカワって知ってる?」

「知らない、つまんない。」

「惑星なんだよ。ほら、丸くなくてラッコみたいな形だよ。

こっちが頭でさ、ここでコンコンコンコンって・・。」

そこまで説明しなくていい。

「イトカワ、どうでもいい。ひまだよー。」

「で、このレゴリスってね・・。」

テトリス。」

「!!」

もう話す気がなくなったようです。

あぁ、レゴリスの話、聞かずに済んだ。

「ボス戦の手前までやってよー。」

「??遠いの?ボスまで。」え、やってくれんの?

「ちょっとねー。めんどっちいよ。

じゃあ、そこで一発芸やって。」

「俺、無芸だからさぁ。」

「じゃ、プライドごっこやろう。」

「え~?」

過去に何度かやったプライドごっこは大変不評でした。

「ひまだぁ、ひまだぁ。」

「んじゃあコンビニでも行きますか。」

「かったるい。」

「俺、アイス食いたい。」

「!!ガリガリ君食べたい!!」

コンビニだ、コンビニだ、やっほ~!

外に出るともう雪はやんでました。

こんな時間なのに歩いてる人がいます。

「あの人何やってるんだろ、こんな時間に・・・。」

「ヒマなんだよ。ぽ子と一緒。」

・・・・・。

コンビニに着いたらガリガリ君3本と、ジュース4本と

カップラーメン2個買いました。

家に帰ったらガリガリ君を食べました。

さて、これからどうしよう。

ベベル行くか。