人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

キャビン

 森の別荘、ゾンビ、とクラシックホラーかと思いきや。

     

  監督:ドリュー・ゴダード

  キャスト: クリステン・コノリー、フラン・クランツ

 

森の奥深くにある別荘へと遊びに来た5人の若者。

楽しいはずの休日は、仕組まれた惨劇へと姿を変える。

そう、彼らは操作されていたのだ。残忍な死に方をするように。

ここから逃れる術はないのか?脱出も絶望的だ。

操作する側としては大成功。乾杯だ・・・。

 

典型的なゾンビホラーには目新しいものはないが、面白いのは、それを操作する側が全く他人事としてそれを見ているところだ。

かたや命をかけて逃げまどい、かたやそれを賭けにする。

予定通り死んでくれれば安心し、淡々と「レバー」を引く。

この落差が恐ろしさを通り越してもはやコメディである。

ところが操作側にミスが発覚、生き残りに脱出のチャンスが生まれるところからが壮絶だ。

壮絶だかこちらも壮絶を通り越してコメディだ。

なんか色々と凄かったが、うーん、それだけかなぁ??

生き残りの最後の選択は、印象的だった。愚かな人間は、絶滅した方がいいのかもしれない。

 

 

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆