シリーズ「CUBE」、3作目。現時点で最終作となっている。2004年だから、もう先は出ないかな?

監督:アーニー・バーバラッシュ
キャスト:ザカリー・ベネット、ステファニー・ムーア
記憶を消され、キューブに送り込まれた「被験者」。出口を求め、協力し合ってひたすらキューブを進んで行く。
それをモニターで管理するエリック。理不尽な殺人、職場の同僚が消えたり、彼の中で憤りがくすぶり始める。
そんな中、同意書のない被験者がいることに気付くのだ。
正義感の強いエリックは、自らキューブへと入っていく・・・・・。
今回はキューブ内部だけではなく、それを管理する側も描かれる。過去作では謎だった、キューブの実態が分かっていく。
とは言え、不十分さは否めない。
フィクションだ。あり得ない話を作り上げるのだから、ここはキッチリ細部までつじつまが合うよう作り上げて欲しかった。
またその「あり得なさ」があり得なさ過ぎて、観ていて興ざめ。死んだ人間を脳内のマイクロチップで操作する、そいつがズボーンと1階から3階までロケットみたいに飛んで行くとか、何でもアリですねwww と。
1作目に続いていくようなラストだけは良かった。
それもちょっと謎が残るというか辻褄が合わないというか、スッキリしないあたりがいいやら悪いやらである。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆