ちょっとこの副題はどうかと思うが。
監督:テイト・テイラー
キャスト:オクタヴィア・スペンサー、ダイアナ・シルヴァーズ
母の離婚で、母の故郷に引っ越して来たマギー。早く新しい学校生活に慣れるため、無理して不良のグループの仲間になってしまう。
いつも困るのは、お酒の買い出しだ。未成年のため、誰かに頼んで買って来てもらわなくてはならない。
ある時、「まぁ私もそんな頃があったわ」と、黒人女性が引き受けてくれ、この「理解ある」スー・アンとの交流が始まるのだ。
スー・アンは、彼女の家の地下室を提供し、やがてそこはマギーの学校の生徒たちのたまり場へとなっていった。
スー・アンは自分の恵まれなかった学生時代をやり直すように、みんなと飲んで、踊って、はしゃいでいる。
それにしても、あまりにも頻繁だ。平日だとさすがにキツい。それでもスー・アンは執拗にマギー達を誘う。
やがて少しずつ見えて来る異変。
記憶がない。大切なイヤリングがなくなっている。
「もうあの家に行くのはやめよう」、マギー達は仲間にLINEを流すが・・・。
一見スー・アンはいい人だ。なかなか本性が見えてこないので、私達もマギーと同じように心を許す。
小さな異変の不快感が、少しずつ大きくなっていく。この辺の感じが良かった。
ホラーになるのは終盤で、それまではどうかするとちょっとした学園モノだ。
それはジワジワと広がって、爆発する。
不思議な感覚があった。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆