人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

ヘレディタリー/継承

めちゃくちゃ怖かったですはい・・・・・・・・・。  

       

   監督:    アリ・アスター

   キャスト: トニ・コレット、アレックス・ウルフ

 

祖母エレンは、謎の多い人だった。

母アニーはそんなエレンを心の通い合わぬまま看取ったが、その死後も自分の気持ちに折り合いがつかず、戸惑っていた。

不幸は続き、次には娘チャーリーも喪うアニー。

悲しみのやり場がなくグループカウンセリングに通うようになったが、そこで知り合った女性から降霊の儀式を教えて貰い、チャーリーとの交霊を試みた。

どうやら次のターゲットは、息子のピーターだ。

しかしエレンもチャーリーもアニーも血の繋がった家族なのに、どうしてこんなことになってしまったのか。

アニーがピーターに手を掛けようとしたのは、一度や二度ではない・・・・・・。

 

とにかく、何が何だか分からない中での恐怖だ。

精神的に不安定な母アニーと、祖母、息子との関係が謎めいていて、その理由はアニー本人にも分からない。

そんな理不尽な関係も、最後に昇華するのだ。

エレンには、ピーターが必要だったのである。そしてそのために、アニーが動かされていたのだ。

実は主人公は、祖母エレンだったのではないか。

 

最後の方はむっちゃくちゃ怖かったです。むっちゃくちゃ。

ただ、ストーリーは分かりにくい。

最後になって色々分かって来る展開は、そこまでが訳わからなくてストレスになる。

怖くて、ストレス。

評価としては微妙だ。

 

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆