なかなか評価の高い作品のようだが、美しさとか雰囲気に重きを置いた感じで、私はちょっと苦手なタイプだった。
監督:ギレルモ・デル・トロ
キャスト:サリー・ホーキンス、ダグ・ジョーンズ
米ソ冷戦下のアメリカ。
イライザには発話障害があり、同僚のゼルダ、同居人(wikiによると「隣人」となっている)のジェイルズに助けられながら清掃員として働き生計を立てていた。
勤務先は「航空宇宙研究センター」。ある日そこに、不思議な生物が運び込まれる。
たまたまそれを見てしまったイライザは、その生物に心を奪われてしまう。秘かにその部屋に忍び込んでは、逢瀬を重ねた。
しかし「それ」は研究材料であり、ソ連を出し抜くための道具に過ぎなかった。
研究を取り仕切るストリックランドは上手く扱えず、解剖を命じるのだった・・・。
色んな評価があると思うが、ありえない!!ちょっと引くわ!
この生物は、アマゾンから運ばれてきた半魚人だ。正直可愛くもカッコ良くもなく、感情移入できない。
中盤までのテンポ感も悪く、向こう側で勝手にやっているのをボーッと見ている感じだ。
その分、急激に変化していく終盤の展開には引き込まれた。
ジェイルズの語りで終わっていくこの作品は、大人の童話のようだ。
しかし童話とは、感情移入できなければ茶番である。個人的にはちーとイマイチであった。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆