人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

敗北の月曜日

ダンナ、早番ウィークの始まりである。

それに備えて私も昨夜は飲まずに早く寝たが、エルに鳴かれたのと花粉症で鼻が詰まったのとで良く眠れず、久しぶりに二度寝などしてしまった。

・エルに鳴かれた。

このところエルはしばらくダンナと寝ていたので、一緒に寝るのは久しぶりだったのである。

このように時間が空くと「スタートに戻る」となり、ひとしきり鳴き過ごすのを乗り越えなくてはならなくなるのだ。

私も頑張ったつもりだが、昨夜はあまりにも長くしつこかった。最後には「まじウルサイ!!!」と怒鳴っていた。そして結局リビングへ戻してしまった。ダンナの部屋に入れなかったのは、せめてもの抵抗である。

最後っ屁で言わせて貰えば、今エルは私の膝にいる。何ならこの時間はいつもここにいる。いるんだぞ。

・花粉症で鼻が詰まった。

酷い花粉症だったが、数年前からかなり楽になってきたのだ。

思うにあれは、油断から来る。

このシーズン、気にすればいくらでもくしゃみは出るし、目は痒くなる。

ムズッときてから放出するくしゃみは爽快、目どころか顔全体をゴシゴシこするのもまた、気持ちがいいものである。逆を言えば我慢は不快でしかなく、私達はついくしゃみの快楽に流されがちだ。

ところがそのくしゃみは次のくしゃみを誘発する。次の快楽にも流され、またその次にくる誘惑にも抗えず、とうとうくしゃみのループにハマる。

すると今度は鼻水鼻づまりという新たな伏兵が現れるのだ。

彼らは爽快感など持ち合わせず、ただひたすらに不快だ。そして、これもまた終わりがない。こうなると完全なる敗北。ゴミ箱もポケットもテーブルも、丸めティッシュだらけとなる。そのティッシュの端っこで、垂れて来た鼻水をとっさに拭いたりして、出しっぱなしも悪くはない。

こんなんでも日中はまだいい。

夜になり、鼻が詰まった状態で寝るのは、拷問に近い。本気で苦しい。ウトウトしてもウガッとなる。悪い夢も見る。口の中が乾く。喉もヒリヒリしてくる。怒りがこみ上げる。

あぁ私は、最初のくしゃみ一発の時点で負けたのである。

・久しぶりの二度寝。

目標を達成するとカレンダーのマスを埋められるというアプリを使っているが、マスが埋まっていくのが嬉しく、思いがけず活躍している。

まぁ目標などと言うたいそうなものではなく、習慣づけたいものを掲げてあった。その中に、「二度寝をしない」というものもあったのだが、ここ最近は調子が良く、特に一月以降は綺麗な黄色に埋まっていくようになっていたのだ。

眠剤を変え、慣れてきたことが大きい。

寝不足しても睡眠の質が良くなったのか、日中頑張れるようになった。

こんなに眠れなかったのは久しぶりだ。キレ気味に「ぜってー後で寝てやる」と思いつつ起きたのだった。

それにしても寝ようと思うと眠れないもので、二度寝にも時間がかかってしまった。こうなると遡って花粉のヤローが憎い。いや、花粉に負けた自分が憎い。

とにかく今は、時間が惜しい時なのだ。

ブログの引っ越しは、まだ作業に入れていない。引っ越す前にやるべきことが多く、知識がないために調べるだけで時間がかかっているのである。

本気で何かを削らなくてはならない日が近々来るだろう。

睡眠時間を削ってもゲームはやっている自分が見える。

まだ余裕があるという事か・・・・・。