大江戸温泉物語を後にして、竹芝桟橋へ。
東京から神津島に行く方法はいくつかあるが、いかんせん飛行機がダメなので、選択肢は船に絞られる。
時間をかけて夜行で行くか、ジェット船で朝からサクッと出るか。
どっちも乗ってみたかったので、行きは夜行の大型客船で、帰りはジェット船で帰ることにしたのだ。
ちなみに一番早いのは、調布飛行場からプロペラ機で行く30分。
プロペラ機・・・。論外である。
桟橋にて、乗船を待つ。
して、かの「さるびあ丸」は、大型客船EE:AEB30というスケールでテンション上がったEE:AE478
全然違うのは承知だが、タイタニックを思い出したぞ(笑)
出発は23時だ。ほとんど寝て過ごすことになるが、もったいないから甲板で飲んだりしたい。
まぁ何の色気もない甲板だが、船に乗っているというだけで色気なんぞついてくるものである。
こちらは船のお尻。
残念ながら、先頭の方には行かれないようになっていた。
こういった船でもない何かの小さな施設??みたいなのは、何なんだろうか。
やがてそんな灯りも遠ざかり、闇夜に包まれるのである。
暇だ。
レストランへ移動。
夜の便ではレストランは開店しないという情報もあったが、短いながらやっていた。
閉店後、お店は解放されるようだ。ここで持ち込んだお酒を飲んだりできるらしい。
スタッフは調理場ひとり、フロアにひとりしかおらず、てんやわんやであった。
明日葉カレーと、
ソーセージを食べた。
味はフツー。ごくフツー。
何となく物足りなかったので、自販機のレンチン飯を。
これが凄く美味しかった(笑)400円。かなり辛くて、本格的な味だ。
トイレに行っておこう。
ゆびづめ注意。
ゆびづめ。
昔良く見た注意書きである。
もうやることもないし、それなら早起きして神津までに寄る島を見る方がいいんじゃないか、ということになった。
寝る。
座席は寝台だ。狭い通路を挟んで2段ベッドが並んでいる。特2等室、12060円。早期購入割引、インターネット割引などあり。
すぐ横が通路、女性専用エリアもあるがここはそうではないので、物音の心配をしていた。夜中の人の出入りや酔っ払いさんなど。
実際には周りはファミリーやカップル、場所が端だったこともあり、すご~~く静かであった。
コンセントもついていたので、スマホで安眠アプリなど聞きながら就寝。
カーテンがついているので、プライベートスペースは守られる。ただし消灯後は真っ暗(笑)
最初に着く島は、大島。午前5時。
アナウンスがしつこいほど流れるので目は覚めたが、結局起きたのはこの大島だけであった。
神津島に着いたのは、9時。起こされるまで、寝ていた。
「海が凄く綺麗だよEE:AEB30」と興奮気味のダンナ。
甲板に出てみると、シアンブルーの海が見えた。
この日の入港は多幸湾であった。
天気は曇り。
重い雲が垂れ込めていたが、それがまた不思議な雰囲気を醸し出していた。
いよいよ神津島に上陸。
ノープラン、行き当たりばったりの旅の始まりである。