水曜日だというのに、外で飲んでしまった。
バスで帰るつもりが、結局終バス逃して歩く羽目だ。
24時間やっているスーパーでワインを買い、それをラッパ飲みしながら家路へと向かう。
バス通り沿いをホテホテと歩いていたのだ。
時間は深夜12時頃。
バス通りと言ってももうこんな時間だ、車通りは少ない。
そんな中ふと前を見ると、猫が道路を横断しようとしていた。
おいおいっ、気をつけなさいよ、猫も車も。はねられるところなんか見たくないよ。
振り向いて車の確認をする。
よしっ、チャンスだ、猫よ早く渡れEE:AE482
・・・EE:AEB2F
暫定猫は、ゆっくりと道路を横切っていく。
私もダンナも、無言で足を止めてそれを見ている。
だって、・・・・・・・、
猫じゃないでしょ、これEE:AEB64
このようなことは、過去に何度かあった。
後で調べてそれぞれそれがタヌキとアライグマらしいことが分かったが、今回のはそのどれともまた違う。
一番近いのは猫だ。
しかしどうにも猫っぽくないのである。
まず違和感があったのは、尻尾が異様に長いことであった。そして先の方だけ黒い。
体つきは細く、イタチのようでもあった。
そして顔の黒いライン。この辺はタヌキやアライグマに似ている。しかし尻尾が決定的に違っていた。
呆気に取られているうちにそれは、道路を渡り切ってしまった。
私達の目がおかしかったのか?あんなんでも猫だったりするのか??
しかし道路の向かいにはやはり、自転車を降りて呆然としている女性がいた。
思わず道路を挟んで顔を見合わせて、「今のは何でしょうか??」などと言い合ったぐらいである。間違いなくあれは、猫ではない。
家に着いたらまず私は、PCを立ち上げてタヌキとアライグマの画像を出してみた。
やはり違う。
次に怪しいのは・・・。
まだ見たことがない動物だったので判断できなかったのだ。
この辺にもいるという話は聞いたことがあった。
その噂の動物は、ハクビシンであった。
アライグマ同様、悪さをするので駆除の対象になっているようだが、可愛かったよEE:AEACD
捕まえるんなら、動物園にあげちゃえばいいのに。
ところで以前、やはり飲んだ帰りにワインをラッパ飲みしながら歩いていたら、「悪魔」を見たことがあった。
トコトコと道路を渡って行ったが、一体あれは何だったのか、色々調べた結果、たぶん犬だったんじゃないかという結論に達した。
こんな感じの動物であった。
深夜外に出ると、珍しい動物に出会うことがある。昔々、「タヌキに化かされる」なんていう話があったのも頷ける話だ。
悪魔もオバケも出てくることだろう(笑)