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土曜日、深夜12時。私はライブでやるツェッペリンの歌詞を持って、歩道を歩いていた。
ダンナはこの日も終電帰宅であった。
連日の残業で欲求不満のたまっているダンナは、この時間からでも飲む気満々でいた。土曜日である。
しかし。
私の自転車が壊れてしまい、駅までの交通手段がないのである。
歩けば40分はかかるだろう。
どうするどうする、と言って、結局、自宅と駅のちょうど真ん中辺りにあるラーメン屋で、お互いに歩いて落ち合うことにしたのであった。
携帯用の小さなライトを持ち、反対の手には歌詞をプリントした紙を持つ。
目的は暗記だ。
頭で歌詞をめぐらせ、分からなくなると歌詞を見る。
この作業が、歩きながらやると意外と効率がいいということを発見してから、歌詞のインプットと散歩を兼ねるようにしている。
そして思い出したが、その発見をしたのが、去年、全く同じルートを同じ場所に向かっていた時であった。
テクテクテク・・・。
ラーメン屋が見えてきた。どっちが先に着くだろう?
どうやら私であった。しかしすぐ先に、こっちに向かってくる人影が見える。
ダンナだ。
やはりこのラーメン屋は、ほぼ中間地点にあったということである。
と考えるのが普通だが、出発にてこずったので(いつものことである)私の方がスタートが遅いはずだ。このラーメン屋は、どちらかというと駅よりも自宅よりのはずである(笑)
ラーメン屋にて。
ラーメン屋だ、つまみなんてない。
餃子と冷やしラーメンを食べ、たったひとつのアルコール・瓶ビールを2本飲み、店を出た。欲求不満のダンナが満たされたとは思えない。
そうなることは予想できたので、家からワインを持ってきてあったのだ(笑)ふたりでこれをラッパ飲みしながら帰る。
この「歩きワイン」にはもはやひとかけらの恥も感じなくなり、すっかりひとつの飲酒方法として定着してしまった。
現在友人に、ハンドメイドの肩掛けワインバッグを作ってもらっているところだ(笑)
家に着いたらダンナは、いくらも飲まぬうちに寝てしまった。
あれから一週間。
今夜はどこで飲むのだろうか。
明日も出勤とのことである。