人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

でんでら

DVD焼いてくれたべーしすとさま、すみません、有料で滞ってるほうを先に観ますEE:AE5B1

TSUTAYAに毎月寄付してる状態なのよEE:AEB64

先日見た衝撃の「楢山節考」、その後の物語だ。

監督は、楢山節考の監督・今村昌平の息子とのこと。

嫌でも期待してしまうところである。

           

     監督:天願大介

     キャスト:浅丘ルリ子、倍賞美津子、草笛光子

70歳になると、「山に入る」という体裁で山に捨てられていく老人たち。

山は極楽で、先に行った仲間たちがいると信じて疑わなかったカユにも、ついにその時が来た。

雪の降り積もる山奥に捨て置かれ、やがて倒れ、カラスがそれを囲む。

その時。

そこに現れたのは、ずっと昔に山に入った仲間であった。

最初のひとりは、30年前になる。

男たちにこき使われ、虐げられ、最後には捨てられ、復讐を誓って生き延びたメイは、30年かけて、山に入った女たちと村を築き上げたのだ。

目的はただひとつ。村への復讐だ。

その時は来た。

復讐に疑問のあるカユは、デンデラに残る道を選ぶのだが・・・。

楢山節考の続編というので期待していたのに、「その後の山」というだけであって全く別の物語を見ているようであった。

まず、ばーさんが若いEE:AE4E6

倍賞美津子なんて普通に綺麗な女性って感じで、田舎のばーさん的なおどろおどろしさがなく、違和感が拭えないのだ。

100歳のばーさんも元気すぎる。

そもそも単なる復讐劇で、前回のような創り込まれた世界観や情緒もなく、こうなると茶番だ。

残念。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆