人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

思い出と現実・1

<<昨日自動投稿し損じてました、トホホ>>

イベントが入ったりして更新をサボり、スキードライブの話が遅くなってしまった。

丸沼に行ってきたよ~~EE:AEB85経緯はコチラ

出発はほぼ予定通りの21時。

ガソリンを入れてコンビニに寄っただけで、40分近く食ってしまったのは謎だ。21時40分に清瀬。

新座方面に出て246、やがて延々と続く17号へ。

長い長い17号だ。

右に曲がるまではまだ国道然として明るく、深夜でもやっているお店が多いが、右に入ってからはどんどん寂しくなる。それにつれて気温が下がる。

思ったより変わっていなかった。

もちろんそれなりに変化はあるのだろうが、イメージそのものは変わっていない。

信号は少なく、軽い起伏の繰り返し。

一度道を間違えたが、「これがあるから大丈夫EE:AE4F9」以前はなかったナビである。これがちゃんと軌道修正のアナウンスをしてくれる。

ところがだ。このナビが仇となった。

どうも思ったよりも早く17号を離れたと思ったら、見覚えのない道。

ナビは優秀だが、私たちの思い通りの道案内をしてくれるとは限らないのである。

まぁいずれ知っている道に出るだろう。行き先は決まっているのだ。

地図を見て道を確かめるのが億劫だったのもあり、そのままナビの示すコースを行くことにする。

「・・・・・何か、すごい道、行かされそうな気が・・・。」

やがて車は峠道に入った。

スキー場は山の中だ、最終的には峠にも入るが、いくらなんでも早過ぎる。

裏道なのか?

以前スキーに行っていた頃はナビもなかったので、地図を見て比較的大きな分かりやすい道を選んでいた。

もしかしたらこの方が近いのかもしれないが・・・。

私が過去に車で通った道で一番恐ろしかったのは、碓井峠である。

「人っ子一人いない」という表現そのもの、本当に一本道の山道だ。

対向車、後続車は皆無、車通りの少ない車道には新雪がうっすら積もっており、この道を使う人がいかに少ないかを物語っていた。

念のため私が怖かったのは事故や孤独ではない。断然オバケだ。

帰りはもうあんな道を通りたくない、と有料道路を選んだが、なんと通行料は50円とか100円で、この金額をケチッたためにあの恐怖かと思うと本当にやるせなかった。

で、今回のこの峠道に入ってすぐに思い出したのが碓氷峠である。

こういう時は、「怖い」という思いに気づいてはいけない。

シレッとして何事もないように振舞っていたが、怖いものは怖いのだ、その言葉がもう、喉のすぐそこまできている。

「ちょっとFacebookなど・・・。」

気をそらそうと、Facebookを開く。明るい世界と繋がっていたい。

しかしアンテナは壊滅、画像は表示されず、一度開いた画面のまま更新ができなくなっている。

ブログも然り、ネットの接続は死んでいた。

この時のうち捨てられた感ったらないよEE:AEB64

しかし現実をごまかすためには、外を見たくない。かといって目を閉じるのも怖い。

戻るにもUターンできるようなスペースがなく、ひたすら進むのみだ。

早くどこかについてくれ。

~つづく~