人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

NDORIとROLACOSTA

家で「さあ、今夜はしっかり飲みますよ。」という時は、音楽をかけていることが多い。

コンポがランダムで曲を選んでくれるのが新鮮で、コンポまかせのオススメチャンネルにしていることが多いが、その日は違った。

2枚のCDの包装を剥がす。

それは先日「P」で買ったCDで、1枚はPの常連さんの、もう1枚は時々PでライブをやっているバンドのCDであった。

飲みながらじっくり聴きたかったので、買ってから時間が経ってしまった。

NDORIはバリバリのブルースロックである。

すでに何度もライブを観ていたが、お馴染みの曲ばかりで、いつのまにNDORIがこんなにインプットされてたんだと驚いた(笑)

しかし家のコンポから聴こえてくるのが不思議で、身内がテレビに出ているような照れがある。

ロラコスタはNDORIと対極にあるような、ポップなバンドだ。しかしなぜかドラマーが同一人物(笑)

いっそボーカルも同一人物にしたら、とNDORIの西やんさんがロラコスタの甘酸っぱい曲を歌っているところを想像する。

そしてそのまた逆。

新しいジャンルができそうだ。

「ところで、ロラコスタってどういう意味なんだろう?」ダンナが唐突に聞く。

分からん。音的には固有名詞っぽいが、気になるのでYahoo!の翻訳にかけてみる。

自動判定でスペイン語に振り分けられたが、訳は出なかった。

ロラコスタさんが考えた名前なのだろうか。

今度は「Rolacosta」で検索にかけてみたら、なんと、上からズラリ、全部ちゃんとバンドのロラコスタであった。

この世界で「ロラコスタ」と言ったら、東村山のロラコスタなのである。スゲー!!

「じゃあ、私達もバンド名を造語にすれば、世界でひとつになれる・・・。」

「じゃあ、ツェッペリンバンドを『ポコスタ』に・・・。」

しかし今検索してみたら、「ポコスタ」も「Pocosta」もすでに存在していた。

えーじさんが動画をUPする時に仮につけてくれた「ポコッペリン」だと、たったひとつ、「ペリン」関連の動画サイトという結果が出た。

中には「ジャニスチョペリン」というバンドもあったが、なぜ「ポコッペリン」がトップで「ツェッペリン」より上なのか?

これを機会にロバート・プラントがポコッペリンの動画を観たりすることはあるだろうか。

ちなみに「NDORI」はケニヤの地名で出てきた。

ロラコスタへの疑問は続く。素朴なものだが、彼らの地元はどこなのだろうか。

これはHPを見てすぐに分かった。我らが東村山である。

「ならもう、東村山もそろそろ志村けんをロラコスタで脱却して欲しい。」

「だいじょうぶだぁまんじゅうとか、あれもロラコスタまんじゅうにしてさ。」

「ロラコスタサブレ。」

「ロラコスタせんべい。」

「・・・ちょっとロラコスタというイメージじゃないねEE:AE5B1

「じゃあ、ロラコスタパフェ。」これはいい案だと思ったのだが、ダンナの反応が鈍い。

「東村山の名物といったら??そういうもんと絡めなきゃ。」

「うどん??」

「ロラコスタうどん??」

「どうロラコスタにすんの、うどんを。」

「・・・レモンとか梅とかで爽やかに・・・。」

こうして夜は更けていった。

翌日は出勤である。

朝になって飲み過ぎを後悔するのである。