人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

木曜日にして、月曜日なのである。

ピンポーン♪

インターフォンが鳴った。

常々思っていたが、我が家のインターフォンは音が大きすぎる気がする。

どこかで調節できるのかもしれないが、ああ、あったあった(笑)

でもこのままでいいや、ウスラボケにはこのぐらいの音量が必要だろう。

そう、こんな音だから目が覚めたのである。

布団の中であった。

そんなに飲んだつもりはなかったのだが、起きたら頭痛がしていた。

二日酔いというような容態でもないのだが、とにかく頭痛だけがキツいのでまた寝てしまったのだ。

目覚ましはかけたはずだが、目が覚めたのはこの音だった。

スウェットにパーカー(とうとうパジャマに格下げだ。帽子の部分が邪魔だが、寒い日はかぶると暖かい。)という格好だったので出ようと思えば出れないこともなかったのだが、今の今まで寝ていたのだ、どんなツラになっているかと思うと動けなかった。

2回鳴って諦めたようだが、誰だ?

実はこのようなシチュエーションは良くあるので、音でだいたい相手を当てることができる。

このあと荷台をバタンと開け閉めする音がして大型車が去れば、宅急便だ。

隣近所も鳴らして回ったら、訪問販売か伝道(マジ)。

バイクだったら郵便系だが、午前中は少ないはずだ。

果たしてその後に聞こえてきた音は、バタン、ガラガラ、ゴソゴソ・・・、と何かが始まるような音であった。

EE:AE4E6

午前中に電気の点検が来るんだったEE:AE5B1

カレンダーに書いて、案内の用紙もテーブルに出して、これなら絶対に忘れないと思ったのだが。

備えるべきはそっちでなく、酒と二日酔いのコントロールであった。

こうなったらしらばっくれ切るしかない。

幸いどこの電気もついてない、使っていない。

この家は、留守なのだ。

動いてはいけない。

このまま寝ているのだ。ラッキーEE:AE478

・・・と思うほどに目は覚めるもので。

どうもお腹が空いている。早く終わってくれないものか。

迂闊に奴等が終わるより早く起きてしまうと、リビングの気配で居留守がバレてしまう。

この時間の居留守だ、二度寝、バレバレである。

辛抱強く待った。

20分ほどで完全に静かになったので起きることにしたが、布団の上にはエルである。

春が来たので、日が昇ると布団から出ることが多くなってしまった。

しかし布団の上で体を伸ばして、グッスリ寝ている。

グッスリ。

起こせませんEE:AEB64

電気屋の作業中からテレテレとエルを起こしにかかっておけば、ちょうど良い頃合いで起きれただろうに。

こうして午前中は簡単に消えた。

木曜日の、月曜日化が進んでいるこの頃である。