立ち上がっただけで、猫が寄ってくる。
凄い人気である。
秘訣はご飯をやらないことか。
とうとう末っ子大五郎も膀胱炎になり、4猫全員膀胱炎で揃ったのだ。
病気なのだ、いい事などないが、同じ食事で統一されて面倒は減った。
しかし療養食だ、値段は高い。
少しでも安くなるように、ネットで値段を比較して、安いのを頼んでいる。
統一といっても、微妙に揃っていないのが悩みどころだ。
我が家の猫たちが食べているのはヒルズのc/dというものだが、「カリカリ」と呼んでいる乾燥餌、缶詰、その間のような半生タイプのレトルトの3種類のものがある。
4匹のうち2匹はカリカリだけ、2匹はカリカリと缶詰とのミックスしか食べないという状態なのである。
ご飯の時間になると4つの皿を出し、まずかカリカリを2皿、残りの2皿には少なめに入れる。その後に缶詰を少なめの方の2皿に足すのである。
面倒っちゃ面倒だが、もう慣れた。
この状態で安定していたのだから余計なことをすべきじゃなかったのかもしれないが、余計な事をした。
レトルトを買ってみたのである。
単なる気まぐれではない、以前カリカリのおまけについてきたのをあげたら、どの子だか忘れたが大変喜んで食べた事があったのだ。
もうあげる事はできなくなってしまったが、以前は時々高いご飯を買ってきてやると、彼らは本当に嬉しそうにそれを食べたものだ。
食いつきが全然違うのである。早回しの映像でも見ているような食べ方だ。
やはり喜んで食べる姿を見たいというは、親心である。
病院からは「一生このご飯以外あげないでください。」と宣告を受けているが、せめてちょっとしたバリエーションでもつけられたらという思いもあった。
食わん。
だーれも、食わん。
まとめて12個も買ってしまったのだ、どないしましょうEE:AEB64
後からカリカリを振りかけてみたが、誰も食べやしない。
このあいだ食べたのは、どの子だったか??どうして今回は食べないのか??
こうなったら根競べだ、腹が減ればいやでも食べるだろう。
という訳で、彼らは全員、ハラペコである。
昼から食べていないが、もう何となくオチは見えている。
私らの負けだ。
食べさせない訳にはいかないから、夜には根負けしていつものご飯をあげる事になるだろう。
しかし、もう少しの辛抱だ。
そう簡単に負けるわけにもいかないのだよ。
ちょっとぐらい食べてみないか。
などと言いつつ、自分はゲームをクリアして今、腑抜け状態である。
面倒なことは考えたくないのだ。
考えるなら、次にどのゲームをやるかである。
なもんで、今日はもうこの辺でEE:AE5A7