人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

k/dとc/dと

ラッキーに食欲が戻ったのは喜ばしいことだが、面倒なことになっている。

これまで我が家の4猫は、全員結石体質のためヒルズのc/dを食べさせていた。

何年も食べ続けているので、どの子も飽きて食いつきは悪い。

しかし「病気」なのだ。

時々おやつをあげる程度にして、この療養食をひたずら与えていた。

ところが腎不全と言われたラッキーは、尿路疾患の食事よりも体重を優先していい、と言われたので市販の缶詰を混ぜてみたら、見違えるように食べるようになったのだ。

そしてこの缶詰の匂いは他の子達も刺激してしまい、ハンストでも起こしたように自分の皿に反抗するようになった。

仕方なく、他の子達にも缶詰を混ぜる。

そして先日の検査の結果から、ラッキーは腎不全の療養食をあげることに決まったのだ。

今度はこれ1本でいきたいのだが、薬を混ぜなくてはならないのでドライフードでは混ざらない。

なので薬の回だけ缶詰を少し混ぜ、そこに粉薬を仕込むことにしたのだ。

ラッキーが腎不全のドライフードになったら、他の子たちもまたc/dひと筋に戻すつもりでいた。

しかしラッキーの皿から缶詰の匂いがすると、他の子たちは自分のを食べないのであるEE:AE5B1

そして、ラッキーの腎不全食もいい匂いがするようで、隣で食べているミュウは非常に不満そうだ。

こんな状態なので、c/d組はご飯を残す。

そしてこの残りを、食欲蘇ったラッキーが狙う。

ややこしい話だが、対結石c/dと対腎不全k/dを食べさせるにあたって、注意点があった。

結石3猫はk/dを食べても大丈夫だが、腎不全ラッキーはc/dを食べてはいけないというのである。

そこへ「できるだけラッキーを太らせたい」という前提が絡むと、面倒なことになるのだ。

例えば食事の時間外でも、ラッキーがキッチンで「腹減った」と鳴く。私は少しでも食べさせたい。

ラッキーの皿にk/dを入れる。

その音に反応して他の子が寄ってくる。

あげないのも気の毒なので3つの皿にc/dを入れる。

これだけだと「缶詰が混ざっていない」といって食べない。

→分岐①仕方なく混ぜる。その時々で残す子がいたりいなかったり。ラッキーが食べないようにしまう。

→分岐②嫌なら食うな、とそのまま置く。仕方なく食べる子もいるが、たいてい残すのでそれをしまう。

そんな繰り返しなのである。

また缶詰によって食いつきの良し悪しがあり、とうとうエルはももちゃん(意外なことに、これが一番人気なのであった)しか食べなくなってしまった。

缶詰は他にも残ってるしもうEE:AE474

二日酔いの朝はダンナがやってくれているのが、救いである。