下書き中のブログの記事が消えるのは、本当にクソ忌々しい事である。
私は快適に過ごすために、できるだけ「怒り」の感情は感知しないようにしているが、これだけはもうどうにも我慢がならない。
干した洗濯物が濡れるなんて比ではない。
動悸がしてめまいがして震えが来る、病人レベルの怒りである。
原因はまちまちだが、てめえのミスとパソコンの不調が圧倒的に多い。
Vistaの更新プログラムだか何だかいうのも、何の前触れもなく強制的に再起動されたりして、マジでたたっ殺してやりたいぐらいだ。
おっと失礼、取り乱してしまったが、それほど耐え難い事なのである。
その度にダンナに「こまめに下書き投稿せよ」だとか、「コピーしろ」だとか言われるが、やがてやらなくなる繰り返しだ。
私は1日に2つほどの記事を入れているが、こんなトラブルはそれこそ何百回に一度であり、2時間もかけている作業に何百回に一度のためのそんな面倒はしなくなるのである。
しかしやはり、消えるとイタい。
同じ事を入力する苦痛、思い出す苦痛、思い出せない苦痛、失った苦痛。
そして「やっぱりダンナの言う通りにしていれば良かった」という何度目かの後悔。
この数日間、立て続けにそんな思いをさせられている。
パソコンの調子が悪いようで、何をやっていても突然フッと消えるようになったのだ。
長時間使っているとその確率は大きく上がるが、いずれにしても突然来るので何かしらを失うことになる。
あまりに続くのでこの頃はダンナの言う通りにこまめに下書き投稿しているが(今もである。ここまでで3回ほど、この下書きを上書き投稿している。)それにしても、このままでは困る。
パソコンの奴はどんどん調子に乗ってきて、シャットダウンするまでの時間は少しずつ早くなり、頻度も上がり、ちょっとした刺激で消えるようになってきた。
昨日は画像データを開いたら落ち、再起動したら今年の画像が全てなくなっていた。
「消えた。」とダンナに仏頂面で言うと、「さあ?俺には分かりまセン」とあまりにもすっとぼけて返してきたので腹が立ち、「もうこんなのイヤ!!」とついにキレた。
サポートセンターに電話だEE:AE4E5
実は、以前もこんな事はあった。
落ちるのはネットゲーム中に限られていたのでよほどそれが負担なのだろうと思ったら、ほこりを取って本体を風通しの良い場所に置いただけで直ってしまったのだった。
この時もサポートセンターに電話をしたが、本体に不具合があるのかを調べるディスクを入れたところ、本体には異常がなかったのである。
今回も良くほこりを取り本体を少し壁から離してみたがダメであった。
恐らく前回同様、「PCドクター」のディスクを入れて本体を調べる事になるだろうが、もうその手順は全く思い出せない。
とにかく電話だ。
前回のように、一から聞けばいい。
「・・・で、どういった症状でしょうか。」
私はパソコンについて、知識というものはほとんどない。
ネットサーフィンとTeaCupブログの更新についてなら、用語を使わないで少しばかりなら話せるが、こういう時に困るのだ。
「えっと、インターネットやってると消えちゃうんです。」
これ以外に言える事がなかった。
ちなみに先程使った「シャットダウン」という言葉は、この時言い直されて知ったのだ。
しかしここで無能っぷりをさらけ出したせいか、向こうは明らかに面倒そうな対応になった。
分からん言い回しをされ、答えに困り、結局は「だったらPCドクター入れて再起動、後はマニュアル見てください」と簡単に畳み込まれて終わってしまった。
電話を切ってからフツフツと怒りがこみ上げてきたが、買い言葉というのは時間が経たないと出てこないのである、私の場合。
マニュアル見て済むなら、お前は必要ないじゃないか。
と言うか、そのマニュアルをどこにしまったのか忘れているのでつい言いそびれてしまったところもあるのだが。
もしかしたらマニュアルを見れば、誰でも簡単に分かるように解決法が書いているのだろうか。
しかし、答えはもっと簡単なところにあった。
本体の裏側を良く見たら、隅っこに綿ぼこりがかたまって詰まっていたのである。
ハンドクリーナーで吸い出したら、他のところからはズルズルと細長いほこりが吸い出されていった。
今のところ、順調である。
サポートセンターの細野(仮名)にも腹が立ったが、こんな自分にも腹が立つ。
下書き投稿と本体の掃除は、こまめにしなくてはいけない。