結局エルとの昼寝からダンナが起きてきたのは、なんと10時、つまり22時近くなってからであった。
新記録である。
酒宴はそれからだ。
娘ぶー子の学園祭ダンスの録画を見る。
学園祭用の揃いのTシャツを忘れてきた子が、Tシャツのコピーを胸に貼り付けて踊っていたのが笑えた。
その流れで、これまでに撮ったものも整理がてら見ることになった。
何も書いてないテープ(我が家はまだデジタルではない)が2本。
撮りっ放しで見ていないのである。
ケースから台紙を取り出し、ボールペンも用意。
もう子供は大学生である。
そんな我が家のホームビデオは動物ばかりであった。
大五郎から始まって、羽村動物園、エル。
実に1本はまるまるエルだけであった。
私は台紙に「何月何日・えう♪」「何月何日・えーう♪」「何月何日・える~~♪♪」と延々書き続けた。
結局「えう」ひとつで済んだのに。
懐かしいホームビデオが大好きなぽ子は、ここでしたたか酔った。
この後ダンナを狩りに誘ったが、私を見て「無理でしょ」と動いてくれなかった。
寝た時の記憶がない。
起きたのは、またダンナによる「エルご飯」宅配であった。
ラーメンを食べるというのが今日最初の予定であったが、行く途中で車に酔ってしまった。
飲み過ぎるとこうして時々車に酔うことがある。
食べれば治るはずである。
耐える。
しかしラーメンを食べても、買い物をしてから家に帰っても、良くならなかった。
これは・・・、認めたくなかったが、二日酔いである。
しかしダンナは「飲もう♪飲もう♪」とまだ明るいうちから浮かれている。
私としても明日は朝早いから早く飲みたいのだが、ううっ、つらい。
しかし、可愛らしく浮かれているダンナに、私が二日酔いで参っているなどとは言えないではないか。
そ知らぬ顔をして、乾杯した。午後2時。
ダンナは私のブログの下書きが終わるのを待っていたが、まるではかどらないので昨日行かなかった狩りに出た。
酒なんて、1杯飲めれば後は天国である。
迎え酒を煽りながら、ボウガンを持つ。
もういい、って程狩ると、後はダラダラとテレビを見たりして「残りカス」の時間だ。
そろそろ寝る。
明日は午前からの出勤である。