五日市街道沿いの小金井公園そばの、比較的新しい店だ。気になっていた。
店名が変わったようだが、「ドラゴン食堂」と読むのだろうか。
下調べが不十分だったので食べるものに迷ったが、「濃厚なみそらーめんには、お好みでスープ割りもお出しします」との貼り紙を発見。
スープ割りが欲しくなるほど濃厚な味噌!
これに決まりだ。
家系のように、油の量、麺の硬さ、味の濃さを指定できる。
油多め、麺硬めで。
しかし、見た目は案外そっけなくてちょっと肩透かし。
まずはスープを一口。
うーーーん・・・。
濃厚とは言い難いか。
なまじっか期待が大きくなっただけに、ここでもちょっと肩透かし。
魚介、豚骨、どちらも出過ぎないソフトな印象の魚介豚骨である。
程よく乳化してトロンとしているが、口に運ぶと重さはなく、飲みやすいものだ。
麺はコシのしっかりした歯ごたえのあるもので、パワフル。
硬めで正解。
つけ麺なんかも食べたくなるような、しっかりした麺だ。
しかしスープとの絡みが悪いのか、どうも全体的にバラバラな感じがする。
味噌ラーメンにもやしは定番のトッピングだが、私個人の好みはシャキシャキの半生もやしだったので、そういう点ではちょっと柔らか過ぎか。
チャーシューはとても柔らかく味付けもされていて美味しいが、いかんせん薄い。
味玉も入っている割に貧弱に見えるのはなぜだろうか??
「まぁ普通か・・・。」思いながらスープを飲み始めたら、ここで大革命が起こった。
スープ、そのまま飲むとメチャクチャ美味しいのだ。
スープ割りなどせずに、ダンナと飲み干してしまった。
時々こういうことが起こるが、なぜこの感動が、普通に食べている間に起こらないのだろうか?
麺との相性の問題なのだろうか?
何だかもったいない話である。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:4
具:3
スープ:4
総評:3
「みそらーめん」 麺硬め、油多め