人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

「ゴー」の指令をいただきました

結果は②であった。

酒を飲まない人には分かりにくいと思うが、すきっ腹の酒は効くので効率よく酔えるが、後が大変なのだ。

①あっという間に天をも突き抜けるテンションに達し、途端に果てるか、

②気持ち悪くなるか、

③翌日キツい二日酔いになるか。

一見①は良さそうに見えるが、実はどれをとってもろくな目に合わない。

結局、①は②か③と抱き合わせなのだ。

以上、昨日のクズ日記であるが、やはりナスとピーマンだけでは腹は満たされない。

結局連日の飲み過ぎもたたってか、「気持ち悪い」「気持ち悪い」としつこい程宣伝してから布団に入る羽目になった。

そしてこの「気持ち悪い」は、朝になっても良くはならなかった。

そこへきて、ダンナの休日である。

普段週末は、私は全くと言っていい程働かない。

私もちゃっかり休日を過ごしているが、このようにダンナがいると、家事をする気にならないものだ。

意識してサボる気はなかったが、結果的に洗濯をしただけで終わってしまった。

しかし、きちんと働く平日も、しっかりとゲームとピアノギターはやっているのだ。

今日はダンナのいる前でやらなくてはならないが、違うんです、これは毎日やっていることでいわば家事の前菜みたいなもので、アナタがいるから遊んでいる訳ではないのです!!

「あの~・・・、洗濯が終わったらピアノギターとゲームをしますが・・・。」

小心者である。いらぬ告白をしてしまうが、

「は?別に好きなことをやって下さいよ。」

ダンナは「アホか?」と言うように返してきただけであった。

しかし本当に洗濯とピアノギターとゲームをワンセーブ分やっただけなのに、昼になってしまった。

厳密にいうと、昼前である。

二日酔いなので、今日も昼にラーメンを食べようと決めたのだ。

午後の仕事に響かないように、できるだけ早く出発したい。

これで午前は終わってしまった。

ラーメン屋は休みであった。

もう他の店に行く時間はなさそうだったので、その近くのマックに行った。

ジューシーチキン赤唐辛子とマックリブと、どうしても両方食べたかった。

ぽ子は、食べる事に関しては特に我慢のできない人間である。

しかし「ケチ」という欠点も持っているので、この相容れないふたつが重なったとき、金か食欲か、どちらか妥協しなくてはならない。

マックリブは、ダンナと半分こにする事にした。

こうして両方を格安で食べる事ができたぽ子である。

ダイエット、どうなってるんでしょね。

しかし会社に行ったら、あり得ない事に、腹が苦しくなってしまった。

あれしきで・・・。

う~、もう今日はカロリーオーバーだし、酒はやめておこう。

しかし世の中には「この人の顔をみると、これがしたくなる」という現象が、まま起こる。

仕事を終えてダンナの顔を見た途端に、飲みたくなってきた。

体は完全に「ノー」と言っている。

しかしアルコール中枢が「ゴー」と言っているのだ。

そこへたたみ込むようにダンナが「今日は飲むの?」と聞いてきた。

そして「オレは明日から仕事だから、飲む。」と訳のわからない事を言った。

つまり意志の弱い夫婦なのだ。

飲みたくはないのだが、飲もうと思う。