結果は②であった。
酒を飲まない人には分かりにくいと思うが、すきっ腹の酒は効くので効率よく酔えるが、後が大変なのだ。
①あっという間に天をも突き抜けるテンションに達し、途端に果てるか、
②気持ち悪くなるか、
③翌日キツい二日酔いになるか。
一見①は良さそうに見えるが、実はどれをとってもろくな目に合わない。
結局、①は②か③と抱き合わせなのだ。
以上、昨日のクズ日記であるが、やはりナスとピーマンだけでは腹は満たされない。
結局連日の飲み過ぎもたたってか、「気持ち悪い」「気持ち悪い」としつこい程宣伝してから布団に入る羽目になった。
そしてこの「気持ち悪い」は、朝になっても良くはならなかった。
そこへきて、ダンナの休日である。
普段週末は、私は全くと言っていい程働かない。
私もちゃっかり休日を過ごしているが、このようにダンナがいると、家事をする気にならないものだ。
意識してサボる気はなかったが、結果的に洗濯をしただけで終わってしまった。
しかし、きちんと働く平日も、しっかりとゲームとピアノギターはやっているのだ。
今日はダンナのいる前でやらなくてはならないが、違うんです、これは毎日やっていることでいわば家事の前菜みたいなもので、アナタがいるから遊んでいる訳ではないのです!!
「あの~・・・、洗濯が終わったらピアノギターとゲームをしますが・・・。」
小心者である。いらぬ告白をしてしまうが、
「は?別に好きなことをやって下さいよ。」
ダンナは「アホか?」と言うように返してきただけであった。
しかし本当に洗濯とピアノギターとゲームをワンセーブ分やっただけなのに、昼になってしまった。
厳密にいうと、昼前である。
二日酔いなので、今日も昼にラーメンを食べようと決めたのだ。
午後の仕事に響かないように、できるだけ早く出発したい。
これで午前は終わってしまった。
ラーメン屋は休みであった。
もう他の店に行く時間はなさそうだったので、その近くのマックに行った。
ジューシーチキン赤唐辛子とマックリブと、どうしても両方食べたかった。
ぽ子は、食べる事に関しては特に我慢のできない人間である。
しかし「ケチ」という欠点も持っているので、この相容れないふたつが重なったとき、金か食欲か、どちらか妥協しなくてはならない。
マックリブは、ダンナと半分こにする事にした。
こうして両方を格安で食べる事ができたぽ子である。
ダイエット、どうなってるんでしょね。
しかし会社に行ったら、あり得ない事に、腹が苦しくなってしまった。
あれしきで・・・。
う~、もう今日はカロリーオーバーだし、酒はやめておこう。
しかし世の中には「この人の顔をみると、これがしたくなる」という現象が、まま起こる。
仕事を終えてダンナの顔を見た途端に、飲みたくなってきた。
体は完全に「ノー」と言っている。
しかしアルコール中枢が「ゴー」と言っているのだ。
そこへたたみ込むようにダンナが「今日は飲むの?」と聞いてきた。
そして「オレは明日から仕事だから、飲む。」と訳のわからない事を言った。
つまり意志の弱い夫婦なのだ。
飲みたくはないのだが、飲もうと思う。