前日にしこたま飲み、二日酔いで起きれず、車を出してラーメンを食べに行き、帰って寝る。起きていたら飲む。
暑くなりウォーキングを休み出した途端、クズ休日に転落した。
ダンナは痛風になり、体重も増えていく。
ヤバい、このままでは。そろそろ何とかしなくては。
私はウォーキングの再開を提案した。
この暑さだ。歩けるかはわからないが、距離を短くする。
外に出て、自分の足で歩くだけでいい。
家にこもるから、車で行動するから、眠くなるのだ。
かと言って、これまでのような距離を稼いで喜ぶような歩き方は無理だ。
いい事思いついたぞ。
グルメとウォーキングを合体させよう。
電車に乗って食べて帰ってくる。
それだけでも全然いいだろう。
エサでもなければ歩けない夏であった。
・・・これまでもそうだったか。
しかし、早速寝坊した。
昨日も飲み過ぎて、起きれなかった。
昼前にやっと家を出て、お茶の水に向かう。
カレーの町であった。
カレー臭漂う一角がある。
ここはこれから何度も来る事になりそうだ。
帰りに昔バイトしていたカフェテリアに行ってみたが、なくなっていた。
時は流れている。
ガックリ肩を落として駅に向かおうと思ったら、前方のビルの間から、あり得ないものが見えた。
は?
気になるのでそこまで行ってみることにした。
ハリストス正教会東京復活大聖堂。
この教会の敷地の中だけ、別世界だ。
かと言って、そこで私の心が洗われて善人になった訳ではないが。
御茶ノ水から飯田橋に行き、神楽坂まで歩いた。
ウォーキングガイドのコースはもっと長かったが、暑くて参ってしまった。
私より暑さに弱いダンナは「暑い」「暑い」「暑い」とお経のように繰り返し、顔つきも変わってしまった。
まぁ夏場はこの辺が限界という事か。
しかし、午後は有効に動いた。
食って帰るぐらいなら、ちょっと遠くまで出れそうだ。
「食って」がなければできないが、「食う」のでできる。はずだ。
ぽ子家の夏はこれからである。
精力的に動いて、楽しんでいく。はずだ。
カレーとラーメンを頑張ろう。