人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

夏の過ごし方、決定

前日にしこたま飲み、二日酔いで起きれず、車を出してラーメンを食べに行き、帰って寝る。起きていたら飲む。

暑くなりウォーキングを休み出した途端、クズ休日に転落した。

ダンナは痛風になり、体重も増えていく。

ヤバい、このままでは。そろそろ何とかしなくては。

私はウォーキングの再開を提案した。

この暑さだ。歩けるかはわからないが、距離を短くする。

外に出て、自分の足で歩くだけでいい。

家にこもるから、車で行動するから、眠くなるのだ。

かと言って、これまでのような距離を稼いで喜ぶような歩き方は無理だ。

いい事思いついたぞ。

グルメとウォーキングを合体させよう。

電車に乗って食べて帰ってくる。

それだけでも全然いいだろう。

エサでもなければ歩けない夏であった。

・・・これまでもそうだったか。

しかし、早速寝坊した。

昨日も飲み過ぎて、起きれなかった。

昼前にやっと家を出て、お茶の水に向かう。

カレーの町であった。

カレー臭漂う一角がある。

ここはこれから何度も来る事になりそうだ。

帰りに昔バイトしていたカフェテリアに行ってみたが、なくなっていた。

時は流れている。

ガックリ肩を落として駅に向かおうと思ったら、前方のビルの間から、あり得ないものが見えた。

は?

気になるのでそこまで行ってみることにした。

ハリストス正教会東京復活大聖堂。

この教会の敷地の中だけ、別世界だ。

かと言って、そこで私の心が洗われて善人になった訳ではないが。

御茶ノ水から飯田橋に行き、神楽坂まで歩いた。

ウォーキングガイドのコースはもっと長かったが、暑くて参ってしまった。

私より暑さに弱いダンナは「暑い」「暑い」「暑い」とお経のように繰り返し、顔つきも変わってしまった。

まぁ夏場はこの辺が限界という事か。

しかし、午後は有効に動いた。

食って帰るぐらいなら、ちょっと遠くまで出れそうだ。

「食って」がなければできないが、「食う」のでできる。はずだ。

ぽ子家の夏はこれからである。

精力的に動いて、楽しんでいく。はずだ。

カレーとラーメンを頑張ろう。