続きになります。
さて、トンネルに阻まれるが、ダンナがためらったのはガードレールがないから。私がためらった理由と違う。
実は事前に調べて分かってはいたのだが・・・、
後から撮ったのでこれは帰り、逆方向になる。
車両用と歩行者用と、トンネルが分かれていたのだ。これにてダンナの心配はなくなったが、・・・右が歩行者用。
怖いでしょ😂
ガードレールがなくても、車がビュンビュン走っているあっちのトンネルの方がまだいい。
とは言え、危険度と恐怖度とどちらを考慮するかとなると、ここを行くしかない。
YouTubeで見た心霊スポットにそっくりなんですけど。
気を紛らわせるため、歌いながら歩く。ダンナが練習中の「涙そうそう」。全く効果はなかった。
トンネルを出たら、目的地は近い。
燈籠坂大師へと向かう参道に、
手掘りの切通しトンネルがある。
距離はそんなにないが、藪塚の石切り場を思わせるような不思議な空間となっていた。
燈籠坂大師へ。杖があってありがたいw
人がいなくて静かだ。
男坂と女坂があるのか。得てして女坂はなだらかでも遠いものだ。
杖もあるし、男坂を行く。
急、というか、階段だ。杖があればそんなに辛くはない。
振り返ってみると、なかなかのものだったりする。
到着。
小さな小さなお寺さんだ。
歴史を感じる石塀。
遠くに海が見える。
静かで誰もいない。
ひっそりとした中で、こんな場所にお寺を作った人へ思いを巡らせる。
境内の脇に、奥へと続く道が。
ワクワクして進むも、道は山の中へと続くのみ。ハイキングコース??
帰りもまた切通しトンネルを通り、
ううぬ・・・・・。
今度は「風になりたい」を歌ったが、こちらは効果抜群(笑)選曲大事。
そして再び竹岡駅へ。サラッと着いたようだが、歩くと結構ある。
駅構内の陸橋から。低い山に囲まれている。
そしてまた2両編成(トイレつき)の電車に乗り、
館山へ戻る。
晴天。
「アメリカ西海岸へ旅行に行った。」と言って、騙されてくれないだろうか。
食事を済ませると、雲行きが怪しくなってきた。
海沿いにある公衆トイレ。
日本一長いという「夕日桟橋」まで行くつもりも、
「疲れた。」
ここでUターン。
帰りは館山から新宿までバス。
初めてアクアラインを通ったが、私はほとんど寝ていたのだ。
ふと目が覚めた時、遠くに何かが光っていたのだ。何だろ??
大渋滞で、予定よりも遅くなって新宿に到着。
雑踏に紛れてしまうと、さっきまで館山にいたのが噓のようだ。
小さな旅だったけど、やはり旅行はいいなと思う。
小さな非日常。
次回、宿について書いて、地雷ツアーの話はおしまいにしたい。