今週のお題「部活」
運動音痴で特技もない。夢も情熱もなく、私にとって部活動は単なるノルマであった。
今はどうか知らないが、80年代当時の公立中学の部活は、授業の一環としている必修の部活と、放課後自由参加の課外の部活とがあったのだ。私には課外活動など勤まるはずがなく、仕方なしなし必修だけ嫌々参加している状態だった。
3年になった時には部活を決める段階で、仲間と「地味で他に誰も来そうにないところに入ろう」と示し合わせたのだ。やる気のないメンバーだ。頑張りたくないので、このメンバーでてれてれ一年過ごすことにしよう。
そこで選ばれたクラブが、正確な名前すら思い出せないのだが、確か「JRC」とかいったかな?社会福祉活動とか何とかで、何をするのかも分かっていなかった。どうでも良かったのである。
予想通り、私達4人の他に、部員はいなかった。顧問は地味な芋川だ。イモセン。
記憶では、出席したのは初日と卒業写真撮影の日だけである。
部活の時間になると時々イモセンが草むしりなどしていたが、私達は咎められるようなこともなく、何もしないで一年を終えることができたのであった。
これが私の部活動だ(笑)
私らしいと思う。