人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

テルマエ・ロマエ

まぁどれだけDVDを観るのに時間がかかっているかが分かるだろう(笑)やっとテルマエ・ロマエだ。

 

   監督:武内英樹

   キャスト:阿部寛、上戸彩、市村正親

 

西暦130年代、ローマ。

街にはテルマエと呼ばれる公衆浴場が数多くあり、賑わっていた。

しかし浴場設計技師のルシウスは、どんどん派手になっていく浴場や騒がしい客に辟易、昔ながらの浴場の設計を提案し続けていた。

それももう流行らない、とついにクビになり、途方に暮れるルシウス。もっと斬新なアイデアさえあれば・・・、入浴中に考えを巡らせていると、突然水中に引き込まれ、気が付いたら日本の銭湯に。

なんだここは?これは何なんだ?そこにはルシウスの求めるアイデアがたくさんある。

これをローマで再現できれば・・・。

その銭湯には、漫画家になる夢を追う真実が居合わせていた。

この筋肉隆々の美男子は何!?これぞ私の漫画に必要なキャラクターでは。

二人は出会うが、それによりやがて歴史が変わりつつあることに真実は気づく。

歴史を変えてはいけない。

その方法はやはり、大浴場の設計だった・・・。

 

ジャンルとしてはコメディに分類されると思うが、笑いとしてはいまひとつ。

古代ローマと現代との行き来、皇帝らをめぐる歴史騒動、どれにもちょっと勢いが足らず、中途半端な印象だった。

まったりほっこりした雰囲気はいい。

気負わず観られる作品。

 

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆