まぁどれだけDVDを観るのに時間がかかっているかが分かるだろう(笑)やっとテルマエ・ロマエだ。
監督:武内英樹
キャスト:阿部寛、上戸彩、市村正親
西暦130年代、ローマ。
街にはテルマエと呼ばれる公衆浴場が数多くあり、賑わっていた。
しかし浴場設計技師のルシウスは、どんどん派手になっていく浴場や騒がしい客に辟易、昔ながらの浴場の設計を提案し続けていた。
それももう流行らない、とついにクビになり、途方に暮れるルシウス。もっと斬新なアイデアさえあれば・・・、入浴中に考えを巡らせていると、突然水中に引き込まれ、気が付いたら日本の銭湯に。
なんだここは?これは何なんだ?そこにはルシウスの求めるアイデアがたくさんある。
これをローマで再現できれば・・・。
その銭湯には、漫画家になる夢を追う真実が居合わせていた。
この筋肉隆々の美男子は何!?これぞ私の漫画に必要なキャラクターでは。
二人は出会うが、それによりやがて歴史が変わりつつあることに真実は気づく。
歴史を変えてはいけない。
その方法はやはり、大浴場の設計だった・・・。
ジャンルとしてはコメディに分類されると思うが、笑いとしてはいまひとつ。
古代ローマと現代との行き来、皇帝らをめぐる歴史騒動、どれにもちょっと勢いが足らず、中途半端な印象だった。
まったりほっこりした雰囲気はいい。
気負わず観られる作品。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆