<<自動投稿になってます。コメントのお返しが遅れます。>>
寝不足が続いている。
長年エルと寝ているが、何で今さら?という感じだ。夜中に爪を研ぐので、気になって眠れないのである。
音そのものは、大したものではない。「壁で爪を研いでいる=壁紙がボロボロになる」と思考が直結し、「ちょい待ち~~~~!!」となるのだ。
何で今さら?
これまで私が鈍感だったのか、最近になって壁で爪を研ぐようになったのか。
恐らく後者だが、良く見ると違う場所はボロボロになっていた。ブームがあり、ブームが去って、またブームが訪れた。そんなところか。
先のブームでは私は容認していたのか、その一帯はボロッボロである。
なぜ容認していたのか、そしてなぜ今になって容認できなくなったのかは謎だ。とにかく今は、ダメ。野放しにする気はない。
そもそもどこの壁もボロボロだが、あまりにも広範囲でもう打つ手がないというのが現状であった。
もちろん爪を研いでる現場に居合わせればやめさせる。それは夜寝ていても同じ、という訳で今寝不足となっているのだ。
このままでは寝不足は解消されないし、壁もどんどん傷んでいく。何とかしよう。
世の中には「猫の爪研ぎ防止グッズ」というものが多数出てはいるが、例によってお金も面倒もかけたくない。そこでまずやったことは、「新聞紙を貼る」であった。我ながらいいアイデアであり、我ながらしょぼいアイデアであった。
今度は「ビリビリ」という音で目が覚めるようになった。楽しそうである。
被害は新聞紙であり壁は守られているという点では、ダメージはない。
しかしこのままではやがて、新聞紙と言うアーマーは破壊される。結局ちょっとした時間稼ぎにしかなっていないのだ。
これが深夜の「ビリビリ=残り時間が減っていく」に繋がり、またしても「ちょい待ち~~~!!」の繰り返しとなった。
こんなんではダメだ。もっと本気出して何とかしないと。
私は「100均アイテムで作る爪研ぎガード」というものを調べまくり、役に立ちそうなものは全て買って来た。
壁をガードするには、「守る」他に「そらす」、つまり別に研ぐ場所を作ってやることも必要だ。そうしないと、いたちごっこである。
ガードとしては、シンプルに包装紙(新聞紙と同じだが、他の部分に時間がかかりそうなのでその間の時間稼ぎに)、透明な食器棚用滑り止めシート、剥がせる両面テープ。
爪とぎ用として、ダンボールの爪研ぎ、麻袋、タイルカーペット。
そしてA2サイズの発泡なんでも板は、研ぐなら爪とぎに、研がないなら壁ガードに。
時間がなかったのでまだ全部設置はできていない。
設置したものに関しては、今のところ包装紙は無事に手つかず、ダンボールの爪とぎはエルではなく大五郎が喜んで使用、発泡なんでも板は手つかず。なのでかなりガードされているはずなのだが、こっちが守られればあっちへ行く、という感じでこれまで研がなかった新天地へと移動した。
寝不足は続いている。
まだこっちには麻袋とタイルカーペットがある。
エルは断じてダンナには渡さぬ。
勝負は続く。