人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

1回目の卒園。

3ヶ月間通ったミッツの「ようちえん」。とりあえずこの辺で一度終了とすることにした。

まだまだ課題はあるが、かなり落ち着いてきたので今度は私達の努力の時間としたい。

実感したが、しつけは重要だ。毎回ようちえんに行き、トレーニングを習うたびにミッツはめきめき成長した。

トレーナーさん曰く、ミッツはとても頭がいいとのこと。何でもすぐに覚えてしまう。

しかし、頭がいいが故に「やるかやらないか」を自分で見極めてしまうという。つまり、「今はやりたくない」「コイツには従わない」など、できないのではなくミッツ次第となっているらしい。

なので、私達飼い主との関係性が大切だと言われたのだ。「やるならやりきる」、しつけるなら中途半端にせずに、ダメならダメで通し、こちらの優位をしっかり覚えさせる必要があるとのことだ。

トレーナーさんを見ていると、非常に毅然としている。「うわ、すげ・・・。」とビビることもあるほどだが、結果がちゃんと出ているのでその辺は信頼している。まぁあれぐらいやらないといかんということだ。

もちろん厳しいだけではなく、できたら褒める。ただ、トレーナーさんはあまり褒めないと言っていた。「楽しいお散歩自体がご褒美です」と。

この辺も、信頼関係だろう。

3ヶ月のようちえんを終えた今のミッツだが、問題点であった引っ張りも吠えグセもかなり改善されている。

相変わらず引っ張りは強いながら、勝手にグイグイ嗅ぎに行くことは少なくなった。

基本的に引っ張りは無視してこっちにつかせているが、「待て」で待てるので適度に許可して嗅がせている。

歩く速度が速いので、あまり前に出るようならまずはリードをチョンチョンと引いて警告、それでもダメならリードを持ち上げて引き戻す、それでもダメなら前に立ちはだかって止まらせる。

これはあまり効果がない(笑)さりとて何もしない訳にもいかないので、長い目でみていこうと思う。

よその犬に激吠えする対策も、トレーナーさんから学んだ。

まずは向こうの犬とミッツの間に割って入り、ミッツと向かい合う。

声をかけながらリードを高く引いて、前足が立つよう何度が引っ張る→落ち着くらしい。

トレーナーさんのお手本の時点ではまだ効果がなかったが、その後何度も繰り返すうちに吠えなくなってきたのだ。

勝手にご褒美をちらつかせるというアレンジを加えたが笑、いい感じだ。今日の散歩では一度も吠えていない。

ミッツも私も勉強中だ。

まだ課題はあるが、ミッツの成長ぶりには感謝している。

よりよい関係になれるよう、頑張っていきたい。