人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

結果にコミットしてくれ

ミニキーボードを膝に乗せ、五線紙とシャーペンをパソコンデスクに置く。

YouTubeを立ち上げたら、コピー開始。・・・とはいかないのがぽ子である。

「あなたへのおすすめ動画」の一覧が、いとも簡単に私を脱線させる。

私が弱いのは、イヌとネコが仲がいいやつとか、ハムスターやリスがご飯食べてるところとか、パンダが飼育員さんを困らせているやつなんかだ。

歴史上の不思議な出来事とか業界裏事情なんていうのも気にはなるが、さすがに長そうなので手は出さないようにしている。

ところがその日開いたものは、私に何度目かの「決心」をさせることになる動画となった。

ライザップのCM総集編(笑)

何度見ても、見事なビフォー・アフターである。

人は痩せると単に「細くなる」だけでなく、「美しく」なる。

そして、筋トレを組み込んだダイエットというだけあり、そのボディラインも「美」だ。

羨ましい。

心底、羨ましい。

実は同じ思いをしたのは初めての事ではなく、私はすでにライザップについて何度か調べている。

高額な費用、厳しい食事制限、過酷なトレーニング。

しかしだ。

2ヶ月だけ耐えてあのシェイプが手に入るなら、できそうな気がする。

こう考えるのも、毎度の事であった。

とは言っても、先立つものがない。

こうしていつも、「・・・ということで。」ダイエットは先延ばしになっていたのである。

その甲斐あって、私は順調に肥えている。恐ろしくて体重計にも乗っていない。

それでもパンツのゴムが、私に現実を訴えていた。

何とかするなら、今である。

そんな時にまたライザップを見てしまったのだ。私は考えを改めた。

ライザップに入会する金はない。

なら、同じことを自分ですればタダじゃないか。

それどころか、あんなに過酷になることもないのだ。

何も2ヶ月などと急がなくてもいいから、その分もうちょっと緩やかに食事制限と運動をすればいいじゃないか。

これをぽ子流ライザップと名付けたが、考えてみれば誰もがやっているダイエット以前の段階であった(笑)

まぁいい。

とにかく私は決意したのである。

痩せてやる。

まず、ダイエットアプリの「あすけん」を再開した。

食べたものと運動量、体重などを記入していくだけだが、自分に不足しているもののアドバイスがもらえるという見返りのあるレコーディングダイエットのようなものだ。

もちろんこれだけでは痩せられないが、食事と運動への意識が変わる。

具体的には、脂っけーものと炭水化物を減らして野菜を増やす。

それだけかいEE:AEB64

それすらできなかったのですEE:AEB30

運動、どうすっかなEE:AE5B1

ビリーズブートキャンプはもういいEE:AE4E5

あれは確かに効果があったが、時間が長過ぎる。そして、飽きる。

あの中からいくつか動きをピックアップして集中的にやるのもいいが、今は体力落ちてヘナチョコなので、朝のウォーキングなどを考えている。

三日が経過した。今が旬だ。

昼にはサンマを焼いた。

さらば、カップ麺。