私が良く見ている相談サイトや掲示板では、家族のギャンブルや借金に悩まされている人が結構いる。
悩まされているのだ、それは繰り返されていることを意味する。
相談者の話を見る限り、はたからは確かに「今度こそ」という本人の気持ちに偽りはなさそうなのである。
それこそ泣いて謝り、しばらくは家事に協力なんかもしたりする。
再発までの間隔はそれぞれだが、やがてまた繰り返すのである。妻は泣く。夫は憤る。
対するレスポンスは一様に、「治らないから見限れ」である。
治ることもあるだろうが、再発までの間隔に定義がない限り、「完治」は永遠になさそうだ。
こうなっては、救いがたい。
仕方がない。
そっちに足を入れてしまうとは、こういうことなのである。
借金もギャンブルも、ほどほどなら別に問題はないのだ。
問題を起こすような関わり方をしたら、それはもう一生逃れられない足枷となるだろう。
本人にも、周りにも。
私ももうダメなんだろうかEE:AE5B1
もしかしたら一生このままなのかもしれないという気がしてきた。
正直、あまり深く考えたことはなかった。
その時々で決心し、努力をし、いつの間にか緩んでいて、そのうちに元に戻っている。
借金癖やギャンブル依存症と、何が違うのだ。
私はここで、深刻に向かう合うことにした。
何度目かの決心だ。これも「またいつもの癖が出た」ぐらいなものになってしまうのか。
どうしたらこの気持ちを持続できるのか、分からないままに決心しても意味はないかもしれない。
しかし私はもういい加減、こんな生活から脱却したいのである。
まずは決心から入る。
笑ってくれ。
決心は、これだ。
・早く寝る。
・寝る前のスマホを止める。
・ネット依存からの脱却。
まだそんなことを言っているのか、と呆れる。
あれ?早く寝るようにすると、スマホはできるだけいじらないと、寝る前には本を読むと言ってたじゃないか?
何度も何度も。
例えば登下校時に、速やかに家なり学校なりに向かえる子と、途中途中、興味のあるものに引っかかってなかなかたどり着けない子がいる。
私は後者だ。
ネットも、そもそもは調べものがあったり誰かと連絡を取る必要があったりして開く。
そのついでに、目についたSNSを開く、ついでにガルちゃんを開く、お気に入りブログを開く。
どれも「ちょっと」のつもりだ。
その上、広告やリンクにもすぐ引っかかり、膨大な遠回りをする。
調べものにも、時間をかける。
ネットジャンキーだ、とことんのめり込む。
メダカの卵の孵し方。
間違いがあってはいけない。
とことん、調べる。
調べものにも、限りがない。
普通に生活しているだけで、ちょっとした疑問が浮かぶ。
雨ってどこからやって来るんだろう。
この辺に夜バスってあるのかな。
ロングトーンの鍛え方。
まさに下校中の私だ。すぐにこっちに脱線する。
便利な時代だ。スマホを手にするだけで、答えが出て来るのである。
どれだけの時間を無駄にしたか。
私はもう病気だという自覚をする。
さしあたって最初の目標は、12時~12時半に布団に入り、スマホに触らず本を読む。
日中の脱線は、節度を持って必要最低限にする。うわ~~、ここ、危険だなEE:AE5B1
今度こそ、もうしませんEE:AE5B1