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処分する前に、最後に目を通すことにしたのだ、日記。
とりあえず最初の1冊を片付けたが、その栄えある1ページ目にはボウイの「オンマイビート」の歌詞が書いてあって早速赤面だ。
偉そうなこと言って、当時私は高校を辞めて、「家事手伝い」という名のニートである。
まだ書き始めなのでこまめに書いてはあった。しかしセンセーショナルなできごとは起こらない。
地元と元カレという小さな社会の中で、毎日堕落した生活を繰り返すだけであった。
良く飲んで、良く遊んで、良く眠る。
時々思い立ってベースの練習をし、浜田麻里やレベッカなど歌ったりしていた。
「7時にバリッと起きるつもりが、もう夕方」、この朝の予定はどうなったのか。
もう夕方などと不可抗力的に言っているが、それまで気づかない訳はないだろう。
甘えやがってEE:AEB64
本当に情けない情けない情けない、親がしょっちゅう怒っていたわけだ。
昭和61年。
懐かしいものが普通にたくさん織り込まれている。
ひょうきん族、ウルトラクイズ、どっきりカメラ、ミュートマ。テレビばっかり(笑)
しかし中の「親子ゲーム」というのには記憶がない。ドラマの再放送のようだが。
誕生日プレゼントはボウイの「ビートエモーション」とメタルテープであった・・・。
レコードといえば貸しレコード屋。
貧乏な私が持っているボウイのアルバムは、確かこれ1枚である。
「今日は誰とも会わなかったしやることもなかったから、ずいぶんマリオと仲が良かった気がする」。もうひとりの親友、スーパーマリオ。
1本のゲームソフトを繰り返し遊んでいた時代だ。
電話は一家に一台、会話は家族に筒抜けで話しにくい。
この電話に今は亡き祖母からの電話があり、お使いを頼まれていた。
そして恐れていた恥語り。80年代のクソガキを象徴する言葉のオンパレードに、ただただ赤面である。
人の作った規則に縛られるなんてウンザリ
耳が腐るほど説教なら聴いた
褒め言葉なんて忘れた
爆EE:AEB64仕事しろよ。朝起きろ。
先が思いやられるが、これでまず1冊片付いた。
それにしても、記憶にない名前が結構出てきたことに驚いた。
忘れている、ということである。
日記に残る思い出どもよ、これから次々墓場へ送り込んでやる。
この選択が間違いでなかったこと、1冊目で確信した。
さらばだ、マリオとの日々。
さらばだ、名も知らぬ友。